あまりの暑さに走れなくなったので、8月1日から信州ヒルクライムツアーしてきました。灼熱の地元を離れて標高1500m以上ある涼しいところでヒルクライムを楽しみましょう(笑)。
初日はヒルクライマーの聖地「麦草峠」を登ってきました。そういえばまだだったんですよね。麦草峠といえば標高が2127mあり、かつては国道最高地点だったんですが、渋峠が国道に昇格したことから1位の座を奪われました(笑)。
麦草峠は茅野と佐久を結ぶ峠ですので、完全制覇しようとすれば大周回か往復ビンタしかありませんが、貧脚にはどっちも不可能ですのでとりあえず茅野側から峠までピストンしました。
GPSログ
レポート
ピストンコースの場合、どこから登り始めるか?というのがいつも問題になりますが、起点の国道20号から登ると標高差1350mくらいありますのでとても無理。適当な場所までズルさせてもらいます(笑)。国道299号を蓼科の別荘地まで登ったところに横谷観音入口の駐車場がありますので、そこからスタートしました。この場所ですでに標高1524m、峠まで標高差600mです。これが貧脚の貧脚たる所以(笑)。もう少し登りたい方はちょっと下の横谷峡駐車場(1212m)からどうぞ。
スタートしてしばらくは別荘地の中を登っていきます。森の中から3頭の鹿が現れました。興味深げにじっとこちらを見つめています。可愛い(笑)。
ノンストップで登ってましたので写真はありません(笑)。この道はずっと7%程度の一定勾配が続きますので登りやすいです。激坂はなし。標高1950m地点の日向木場展望台でやっと一休みします。今日は風向きの関係で茅野側は晴れ、佐久側は曇りという典型的な天気分布になっております。ここから中央アルプスはよく見えます。
展望台を過ぎればあと一息。標高2050mを越えると横岳方面から来る登山道と交差します。狭霧苑地と呼ばれる場所ですが、昨年はここに降りてきて麦草峠まで歩きました。これが歩くと結構長いんですよね。
麦草峠の登山者駐車場を過ぎて、とりあえず峠まで行っちゃいます。ここが標高2127mの最高地点です。駐車場からは結構距離があるんですよね。案の定、佐久側はガスっていて全く見えません。ここまで休憩込みで約90分でした。
最高地点から引き返しまして、茅野市と佐久穂町の境界。地図上ではここが麦草峠となっており、登山道もここから分かれています。
登山道に入ってすぐのところに茶水池があります。昨年はここから雨池まで歩きました。
麦草峠の登山者駐車場です。公衆トイレあり。人気の山域ですので、この駐車場は平日であろうと常に満車になります。朝早く来ないと登山はできません。
駐車場でちょっと休憩してから下山を始めます。行きはじっくり見れなかったので、もう一度日向木場展望台に寄ってきます。中央後方に見えるのが木曽駒ヶ岳です。
左の台形の高まりが御嶽山、右のピークが乗鞍岳です。夏にこんなによく見える日は珍しい。
この後、スタート地点に戻って横谷観音の展望台まで歩いてきました。そこからも展望が良いので、時間に余裕があれば寄ってみましょう。
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