2日目は予定が決まらなくてウロウロしてしまいましたが、結局川上村から野辺山方面を回ってきました。これ本来は昨年に行こうと思っていたのですが、9月6日に起きた悪夢の落車事故により中止となった曰く付きのライドです。まあそのリベンジという意味もありますね。
標高1050~1400m付近をゆるやかに移動するためヒルクライムというほどではありませんが、アップダウンが多くて獲得標高は結構伸びます。この辺は日陰が少ないのと、出遅れてスタートが9時半頃になってしまったため、かなり暑くなりそうです。
GPSログ
レポート
スタート地点はJR小海線の信濃川上駅前にある無料駐車場からです。駅舎がすごくきれいでびっくりします。川上村ってレタス栽培で栄えて平均所得が高いのでお金があるんですよね(笑)。この場所で標高1135mです。
信濃川上駅から小海線の線路に沿ってレタス街道と呼ばれるメイン道路を走っていきます。あたりは一面のレタス畑が広がっています。スーパーで売られているレタスのほとんどはここから出荷されてるんですよね。野辺山にかけては標高差200mほどのダラダラした登りが続きます。この辺の道は大型トラクターがよく通るため、常に路面は埃っぽいです。
とりあえず野辺山駅に着きました。標高1345mで日本一高所にある鉄道駅です。
野辺山駅前から見た八ヶ岳(赤岳と横岳)です。この後、雲に隠れてしまったので、見えたのはこれが最後になりました。もうちょっと早く出てればなぁ。
ここまで来たらついでに最高地点も行っておきましょう。まあ昨年も来ましたが(笑)。清里駅と野辺山駅の中間にあり、標高1375mです。そしてここが山梨と長野の県境になっています。
たまたま踏切が鳴って列車が通ったので撮り鉄しておきました。これは臨時列車ですかね? まあ写真としては最悪ですが(笑)。
そして国道141号に入り、問題の落車現場を通過します。本当に最高地点から目と鼻の先の場所です。何でこんな場所で突然こけるのか全く意味わからんでしょ? しかも緩い上り坂なんですよ。こける要素が全くない。自分が倒れていたのは左に見える鉄板から10mほど先だったと思います。
せっかくなので一応現場検証しておきました。周りを見渡しても落車の原因になりそうなものはこの鉄板しかないんですよね。確かに左のペダルが当たる位置にあることは確認できました。ただ自分が倒れていた場所からは少し離れています。わざわざギリギリ横を通ることは考えにくいし、ペダルに接触した記憶もないんですよね。後輪側に強い衝撃を受けたのは確かで、横の茂みの中から動物が飛び出して衝突されたとしか思えないんですよね。真相は未だ謎のままです。
国道141号が右へカーブする地点から滝沢牧場を通る農道に入ります。この時点では道を間違えていることにまだ気づいてませんでした。
右手に見える尖った山は川上村ではひときわ目立つ男山と天狗山です。
調子よく下っていたのも束の間、板橋川を渡る橋の手前でやっと道を間違えたことに気づきました。本来はもう一本上の「八ヶ岳まきばライン」を走る予定だったのです。無駄に下ってしまった。仕方ない、板橋川のすぐ横にある道を使って本来の道まで復帰します。50mほど損してしまった(笑)。
これが本来通るはずだった八ヶ岳まきばラインです。この辺が本日の最高地点で標高1400mほどあります。
再び男山と天狗山です。左は御座山かな?
こちらは小川山と金峰山ですね。頂上の巨岩が確認できます。
杣添川の谷をまたいで行くとちょっとわかりにくい分岐があります。ここを直進すると別荘地の方へ行ってしまうので、右折しなければなりません。
右折すると軽いアップダウンを越えていきます。
そして高見沢川を越えたところでまた分岐があり、これは右の広い道を進みます。左へ分かれる道は南八ヶ岳林道あるいは稲子湯へ通じています。いずれも途中から未舗装になりますのでグラベルロードにはお誂え向きですが、未舗装の登りってキツイので嫌なんですよね(笑)。
高見沢川に沿って標高差350mを一気に下り、国道141号に出てきます。しばらく国道を走った後、海ノ口のこの場所から旧佐久甲州街道に入ります。いきなり激坂(汗)。
旧道沿いには海ノ口宿があり、風格ある家並みが続きます。
そして県道68号に突き当たって、ここから左折します。上に見えるのは国道の陸橋です。
広瀬地区との境界となるこの場所が峠のようです。標高差100mほどの登りでしたが、これが激坂で脚に来る。
峠を越えるとちょっとわかりにくい標識が。県道は左、どっちへ行っても川上村へ行けるようですが、右の方が近いようなのでそちらへ行きます。
川平地区で橋を渡ります。向こうには堂々たる男山が聳えます。これがあの千曲川なんですね。この辺はまだ小川っぽい。
そして千曲川を渡ると最後の峠・大蔵峠に差し掛かります。これが輪をかけて激坂で標高差120m、勾配10~15%、しかも暑いと二重苦。
やっと大蔵峠に着いたぞ。もうヘロヘロ。これで峠は終わりだし、後は下るだけや!
大蔵峠からバビューンと下り、あっという間に信濃川上駅に戻ってきました。今日は距離35km、獲得標高620mで、昨日の麦草峠よりも登っています。予想通り日陰が少なく、暑くてヘロヘロ。標高1000m以上あっても日差しがキツイと全然涼しくないですね。
自転車を片付けていたらたまたま列車が来たのでまた撮り鉄(笑)。これはJR東日本の典型的なキハ112系ですな。
というわけで、無事去年のリベンジは果たせました(笑)。
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