大台ヶ原インチキクライム 2024

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ライド記録自転車

9月も半ばを過ぎたのにまだ猛暑日とかどうなってるんですか? おかげで今月は月初めに信州へ行っただけで全然乗れてません。例年7月・8月が少ないのはお約束ですが、このままじゃ9月も最低を更新しそうだわ。

モバイルグランフォンドin奈良吉野も既にブロンズ賞は達成したものの、7月以降あまりの暑さに負けて休止状態になっておりました。あとは奈良市内のめんどくさいポイントがたくさん残ってますが、そんな暑いとこへ行く気にもならないので、夏の間にこそ行っておこうと思っていたポイントがありました。それが大台ヶ原。さすがにそこまで行けば涼しいでしょう。最難関とされるポイントなので、一挙に10点獲得できてお得なのです(笑)。

普通は道の駅上北山からスタートして激坂の辻堂山林道を登っていく人が多いようですが、貧脚にはそんな真似はできませんので、最大限ズルさせてもらってドライブウェイ入口の伯母峰峠からスタートしました。これでも獲得標高は700m近くありますので、それなりに登り応えはあります。

調べてみると前回は2015年8月に同じコースで行ってるんですね。もう9年前なのか。今のバイクになってからは初めてになります。

GPSログはこちら↓


新伯母峯トンネルの手前から県道40号に入り、伯母峰峠の短いトンネルを抜けた向こうに大台ヶ原山麓休憩施設という場所があります。ここがスタート地点で、既に標高990mあります。昔は売店がありましたが、だいぶ前に閉鎖されています。今は簡易的な公衆トイレがあるだけです。車は10台くらい楽に停められるので、貧脚向けのスタート地点としては最適です(笑)。


10時過ぎにスタート。序盤が割と急勾配で、時々10%超えがありますが、平均すると6~8%程度の中勾配です。約30分登ると大普賢岳の雄姿を望めるポイントに来ました。しかし標高1000m超えてるのにサイコンの温度計では既に30℃あり、日差しも強くて真夏みたいな暑さ。


45分ほど登って辻堂山林道との分岐点に着きました。ここで標高1271m。だいたい5kmくらいでしょうか。ここまでは割とすんなり来られる感じなんですが、ここからが長いのです。


さらに登って標高1318m付近。左又谷を見下ろします。南部大峰から那智山系まで見渡せる雄大な展望が広がります。


同じ場所より、左から孔雀岳、仏生ヶ岳、八経ヶ岳、弥山と続きます。標高1800mを超える近畿の屋根。この角度からは釈迦ヶ岳は隠れてまだ見えません。


標高1400m付近より、八経ヶ岳と行者還岳をバックに。先ほど通ってきた道も見えます。ここまで来ると空気が変わってやっと涼しくなってきました。


経ヶ峰付近で1487mのピークに達しますが、そこから50mほど下らされるんですよね。これが地味に脚を削ります。またもう一回登るわけですから。写真はいったん下ってもう一度登り返した大和岳直下、標高1460m付近からの眺めです。ここまで来ると釈迦ヶ岳の鋭峰がはっきりと姿を現します。この先は展望がなくなり、山腹に沿って淡々と登っていきます。


スタートしてちょうど2時間ほどで山頂の駐車場に到着しました。お約束の写真。標高1573m、間違いなく自転車で来られる近畿最高所です。片道16km、これが相当長いのです。アップダウンがありますから、実際の獲得標高は660mに達します。


夏の平日は車も少なくて平和ですな。これが紅葉の時期になるととんでもないことになるんですよ。


登ったことに満足して忘れてしまいそうですが(笑)、一番奥にあるビジターセンターでモバイルグランフォンドのチェックインですよ。一挙10ポイント獲得したぜ!(笑)


上の休憩所でお昼を食べた後、13時から下山を始めます。道端には野菊がたくさん咲いていて景色は秋っぽいのですが、空気は夏だ。普通なら今頃の時期になると下りはウィンドブレーカーを着込まないと寒いくらいなのですが、まったく必要なし(笑)。


帰りもまた登り返しがありますので、そんなに早くは下れないのですね。行きには撮らなかった場所でもう一度撮影。


標高1220m付近まで下ってきました。行きにも撮った場所だと思いますが、光線状態が変わって山に立体的が出て、大普賢岳がカッコ良く見えました。

この後すぐにスタート地点ですが、午後2時になるとめちゃくちゃ暑かった。ここでも暑かったのに地元まで帰ったら35度超えでクラクラしてきました(笑)。ほんまにどうなってるねん!

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