HUAWEI HONOR Band 5を買ってみた(導入編)

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スマートウォッチデジタルガジェット

最近、外出自粛の影響で運動不足を気にしている人が多いそうですね。まあ僕はもともと家から一歩も出ないプロ引きこもりですので、いつもと何も変わらないのですが(笑)、ダラダラとYouTubeを見てたらちょっと気になるアイテムを発見。

いわゆるスマートバンド、アクティビティートラッカー、活動量計などと呼ばれるものなんですが、スマートウォッチよりは小型で軽量、GPSは内蔵しないことが特徴のようです。機能的には歩数計、心拍計を装備して日々の運動量を測定したり、睡眠の質を評価したり、スマホからの通知を受けたりできるもので、スマートウォッチと良く似ているんですが、一応別ジャンルの商品として区別しているようです。

スマートウォッチと言えば、昨年購入したAmazfit Paceをすでに持ってるんですよね。これのレビュー記事は未だにアクセスが多くて人気の高さが窺えますが、自分はサイクリング時のログ取りくらいにしか使ってませんね。

まあログ取りはGarminがあれば要らないんですけど(笑)、ほぼ心拍計として使っています。胸ベルト式の方が正確なんですけど、あれは非常に鬱陶しいので(笑)。

機能的に言えばこれでスマートバンドの機能は完全に包含していますので、全く要らないと言えばそうなんですが(笑)、ただこういうゴツい時計を日常的につけるのは煩わしいんですよね。そもそも家から一歩も出ませんので腕時計をつける習慣がありません(笑)。たまに外出しても家に帰ったら真っ先に腕時計を外すタイプですので、こんなゴツい時計を一日中つけるなんてあり得ないんですよね。

前置きが長くなりましたが、健康管理のために家で使うだけならスマートウォッチより小型なスマートバンドの方が良いんじゃないか?と思ったわけですよ。見た目もブレスレットのような感じなので、一日中つけてもそんなに気にならないんじゃないか?ってね。

まあそれは建前でして、別に運動不足を気にしているわけでもないんですが(笑)、要は物欲ですよ。ただ買ってみたかっただけ(爆)。値段も4千円しませんから、まあネタとして買ってみてもいいんじゃないでしょうか? この手のガジェット大好きなんでね・・(笑)

今回購入したのはHUAWEIから出ているHONOR Band 5という製品です。Amazonで約3,800円。一昔前ならこんな値段では得体の知れない中華パチモンしか買えなかったのですが、一流メーカーの製品がこんなに安く買えるようになったのですね。

一つだけお断りしておきますと、これは日本未発売の製品ですので、日本語には対応しておりません。メニューなどはすべて英語になりますし、日本語の説明書もありません。英語が怖い人はそれだけでドン引きしそうですが(笑)、専用アプリは日本語に対応していますので、普通に使う分には別に問題ありません。


2021.8.24追記:
現在HONOR Band 5は販売終了となりましたので、代替商品としてHUAWEI Band 6を紹介しておきます。こちらはHONOR Band 5より画面が大きくなり、情報量がアップしています。もちろんSpO2の計測もできますし、通知も日本語でちゃんと表示されるので全く問題ありません。価格と機能のバランスが非常に優れたモデルです。今のところ1万円未満で買えるスマートウォッチとしてはベストの選択でしょう。


Xiaomi Mi Band 4とどっちが良い?

実はスマートバンドの分野では圧倒的に売れているモデルがありまして、それがXiaomi(シャオミ)から出ているMi Band 4という製品です。

値段も約3,800円とほぼ同じ。ですから買うときもどっちにするか非常に迷いました。まあ一般論で言いますと日本向け製品であるMi Band 4の方が無難だと思うんですけど、HONOR Band 5にはそれを差し置いても捨てがたい魅力があるんですよね。もちろんどちらにも良い点、悪い点があって、どっちを選ぶかは使用目的によると思うんですよ。ここではそれぞれの特徴について解説し、最終的にHONOR Band 5を選んだ理由について述べます。

2021.8.24追記:
現在Mi Band 4は販売終了となりましたので、代替商品としてMi Smart band 6を紹介しておきます。こちらもSpO2計測に対応しています。価格的にはHUAWEI Band 6よりやや安いですが、機能的にはやや劣るかなという感じです。どうしてもXiaomi製品にこだわりがある方以外はHUAWEI Band 6の方をおすすめします。

Mi Band 4の特徴

日本語に完全対応しているので初心者でも安心。ほぼ家電感覚で使える。

専用アプリとのペアリングが非常に簡単なので初心者でも安心。

バッテリー持続時間が約20日と非常に長い。

通知が日本語で受け取れる(これが必要な人には重要)。

圧倒的に売れているモデルなので情報量が多い。

充電時はバンドから本体を外す必要があり、面倒。

睡眠計測の精度はイマイチ。

HONOR Band 5の特徴

SpO2(血中酸素飽和度)が測れる。

睡眠計測の精度が素晴らしい。

充電はクレードルに挟むだけなので簡単。

HUAWEIのスマホ以外では専用アプリとのペアリングが非常に面倒で初心者には無理。

通知はひらがな・カタカナが表示されないので実用的でない。

バッテリー持続時間はMi Band 4より短い。

HONOR Band 5を選んだ理由

まず、両モデルとも120×240ピクセルのAMOLEDディスプレイを搭載し、5気圧防水で水泳使用可能といった基本性能は変わりません。できることもほぼ同じですので、その点ではどっちを選んでも優劣はないと言えます。あとはデザインの好みくらいでしょう。

特に通知が主な使用目的であれば、日本語が満足に表示できないHONOR Band 5は致命的と言えますので、この選択はあり得ないでしょう。自動的にMi Band 4で決まりです。ただ自分の場合は家で使うことしか想定していないので、家の中で通知は不要です。これは初めから捨てました。

通知が不完全なことを無視しても、HONOR Band 5には捨てきれない魅力がありました。それはSpO2の測定と睡眠計測の素晴らしさです。実はSpO2の測定機能は大人の事情で日本向け製品には搭載されていませんから、これができるのは他にはない魅力です。そして睡眠計測に関しては今までXiaomiのアプリを使っていてあまり精度が高くないと思っていたので、それには期待していませんでした。それに対してHUAWEIのアプリは睡眠計測には定評があり、ぜひともこれを体験してみたいと思っていたのです。これが一番の決め手になりました。

デザイン的にはMi Band 4の丸っこいデザインよりHONOR Band 5の四角いデザインの方が好みでしたし、充電はHONOR Band 5の方がはるかに簡単ということも魅力でしたね。

今までAmazfit Paceを使ってましたので、Mi Band 4だったら同じアプリで管理できるというメリットがあったのですが、それを捨ててもHONOR Band 5の方に魅力を感じてしまいました。ただ使ってるスマホがHUAWEI製じゃないので、ペアリングは非常に面倒でセキュリティー的な不安もありますが、それは覚悟の上です。スマホが苦手な人にはおすすめできません。

あとブロガー的な視点で考えますと、情報が腐るほどあるMi Band 4をレビューしても競合が激しくて検索にヒットしないので、旨味はないんですよね(笑)。情報量の少ないHONOR Band 5ならアクセスが伸びるだろうという下心もありました(笑)。

もちろんMi Band 4も優れた製品なので、普通にスマートバンドを使ってみたい人には安心しておすすめできますよ。特にめんどくさいことが嫌い、英語が死ぬほど苦手という人には取っつきやすさは最高です。

開封レビュー

それでは恒例の開封レビューと行きましょう(笑)。


まずこれが化粧箱。至って簡素な作りです。まあ高級感は皆無ですね(笑)。


中身はトレイに入っていて、これだけです。


説明書は多国語対応のものが入っていますが、日本語はありません。英語のページはこれだけ。まあ充電の仕方くらいしか書いてませんので、読まなくてもわかるでしょ?(笑)


これが本体です。バンドと一体になったデザインです。バンドのカラーは3色ありますが、ブルーを選びました。この色はなかなかお気に入り。


背面には心拍センサーと充電接点が付いております。


これが充電台とUSBケーブルです。本体をバンドから外すことなく、パチンとはめ込むだけですのでとても簡単。これが気に入った点なんですよね。


このスマートバンドには電源ボタンというものがありません。ではどうやって電源を入れるのかと言うと、USBを接続して充電を開始すると自動的に起動する仕組みになっています。電源を切るときはSettingメニューからPower Offを選びます。まあ常時身に付けることが前提のアイテムなので電源を切ることもめったにないでしょうから、それでいいのでしょう。

起動すると上のメッセージが英語で表示されます。ここではスマホにHuawei Healthというアプリをインストールしてペアリングせよと言っているのですね。スマホと連携することが前提のデバイスですからそれは当然なのですが、さてここからが大変なのです。

HUAWEI製のスマホ以外との連携は超めんどくさい!

Mi Band 4だとMi Fitというアプリをインストールして、QRコードをスキャンするだけで簡単にペアリングできるのですが、このHONOR Band 5はそうは行きません。ここをクリアできるかが導入の壁なのですが、初心者はつまづいてあきらめる可能性大です(笑)。

とは言っても、今使っているスマホがHUAWEI製であれば特に難しいことはありません。普通にGoogle PlayからHuawei Healthを検索してインストールするだけです。ところがHUAWEI製でない場合は一気にハードルが上がるのです。

なぜかと言いますと、HUAWEIはトランプのおっさんからいろいろ嫌がらせをされてますので(笑)、Google Playの審査が通らなくなってるのですね。普通にGoogle PlayからHuawei Healthをインストールしても、「最新版のHuawei Mobile Serviceが必要です」と言って蹴られます。

そうなんです、Huawei Healthを起動するにはもう一つバックグラウンドで動作するHuawei Mobile Serviceというサービスが必要なのですが、これは言ってみればAndroidアプリのコアの部分で「Google開発者サービス」に相当するものなんですね。ところがアメリカの圧力でこれを使えなくされたため、代わりにHUAWEIが独自に作ったサービスがHuawei Mobile Serviceなわけです。HUAWEI端末にはこれが初めから入っているのでインストールは不要だったのですね。

しかしHUAWEI端末以外ではこれを別途インストールしないといけないのですが、Google Playには置いてありません。ではどこからインストールするのかと言うと、Huawei AppGalleryという独自のストアアプリを通して入手します。これは言わばGoogle PlayのHuawei版みたいなもので、Huawei製のアプリはほとんどここから入手する仕組みになっています。

ところがこのAppGalleryはGoogle Playの審査を受けていない、いわゆる「野良アプリ」のためapkファイルという変則的な方法でインストールしなければなりません。通常このような方法はセキュリティーの観点から推奨されないのですが、とにかくこれをインストールしないことには始まらないのです。

やっとAppGalleryをインストールできたら、今度はそこからHuawei Mobile Serviceを探してインストールします。これでやっと下準備が完了し、晴れてHuawei Healthをインストールできるようになるのです。実に回りくどいですが、この手順はHONOR Band 5に限らず、HUAWEI製のスマートウォッチを使うには必ず一度は通らなければなりません。ああめんどくさい・・(笑)

2020.12.1追記:
自分が最初にインストールした時は上の手順で行ったのですが、その後Huawei Mobile ServiceとAppGalleryを削除してHuawei Healthだけにしても普通に動きました。
使っているスマホやOSのバージョンにも依存するのかもしれませんが(筆者はOPPO A5 2020/Android 10を使用)、もしかすると上の問題は既に解決済みで現在は普通にGoogle PlayからHuawei Healthをインストールするだけで済むのかもしれません。

もう一度まとめますと、次のような手順になります。

1. ブラウザからHuawei AppGalleryを検索し、apkファイルをダウンロードしてインストール。

2. AppGalleryからHuawei Mobile Serviceを探してインストール。

3. Google PlayからHuawei Healthを検索してインストール。

手順としてはこれだけなのですが、実際にはapkファイルをインストールするため、セキュリティー警告が何回も出てきます。しかもいろいろな権限を要求されるため、本当に了承していいのか不安になる人も多いでしょう。おそらく初心者はこの時点で怖くなって引き返すに違いありません(笑)。そもそもこういうことが気持ち悪いと思う人はHUAWEI製品なんか使ってはいけません(爆)。

インストールがうまく行ったとしても、HUAWEI IDを作れだの、電話認証が必要などと言ってきますのでとにかくめんどくさい(笑)。このめんどくささに耐えられない人は初めから諦めましょう(笑)。Mi Band 4だったら何の苦労もなく使えますよ。

とりあえず導入まで書いたところで長くなったので、各機能については続編で紹介します。姑息なブロガーはこうやって記事数を稼ぐんだな(笑)。

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