二週間ぶりの更新でございます。(^^; できるだけ土日に山など行きたくないのですが、天気の巡り合わせが悪いので仕方がありません。吉野でも紅葉が見頃になってきたようですので、まだ登ったことのない百貝岳へ行ってきました。といっても片道1時間もかからないので、登山というほどでもないですが・・
登山口へは、地蔵峠から舗装された林道に入り、その終点にある鳥住春日神社の前に3台ほど停められるスペースがあります。さすがにマイナーな山ですので、先客は1台だけ。遅いですが、11時前の出発です。神社の前はちょうどカエデが赤く色づいています。
登山コース図
神社から先、まだコンクリート舗装された車道が続いていますが、すごい激坂なので車は止めておいた方が無難でしょう。久しぶりに登ったらいきなり息が上がってしまった・・(^^; 5分ほど登ると鳳閣寺に着きます。ここも役行者の創建と言われております。「吉野山」を示す道標があって、まっすぐ進む道があるのでうっかりそちらへ行きそうになりますが(自分も間違えました)、これは山腹を巻いて吉野山へ直行する道なので行ってはいけません。いったん境内を通り抜けて、手前側へ折り返すような形で百貝岳への登山道に入ります。ちゃんと道標はありますので見落とさないように・・
登山道に入るといきなり急な登りが始まります。
そしてピークになった場所を越えて少し下ると、「理源大師石の廟塔」という重要文化財が現れます。
そこから尾根道となり、結構きつい登りがしばらく続きます。
やがて道はゆるやかになり、あちこちに紅葉や黄葉が見られ始めます。
最後はまたちょっと急な登りとなり、そこを頑張ると頂上に出ます。山頂には東屋と祠があります。樹林に覆われて展望はまったくありません。なぜか山名板に書いてある標高がバラバラで全部違っています。一応、地形図には863mと書いてあるので、それが正しいのでしょう。登山口から240mほど登っただけでした。片道正味40分くらいですね。
展望も何もなく、寒いので、山頂でお昼を食べてすぐ下山します。同じ道を戻るだけですが、帰りは望遠レンズに付け替えて写真を撮りながら歩きます。ちょっとだけ遠くの山並みを望める場所がありました。
というわけで、別に展望を楽しむような山じゃないんですが、紅葉はきれいだったのでそれなりに楽しめました。