龍王山三角点 標高586m
今週はずっと雨のはずだったのに、梅雨入り宣言したらいきなり晴れ。天気予報がいい加減だと予定も狂います。こんな時に自転車しかなければもう最悪ですが、脱自転車推進のため山トレしてきました。龍王山って車でほとんど頂上まで行けるんですが、あえて下から登ります。登山口の長岳寺から登れば標高差500mほどあり、結構な練習になります。天気が良いうちにサッと行ってサッと帰るつもりで行ってきました。
登山コース図
スタートは長岳寺横にある天理市トレイルセンターです。駐車場もあるので便利。
長岳寺からのルートは北回りと南回りの二通りがあるんですが、行きは北回りで登ることにします。こちらの方がやや距離が短く、その分急傾斜です。最初は道標にしたがってコンクリート舗装された道を登っていきます。
柿畑の一番上から振り返ると奈良盆地が見えます。ここを過ぎると舗装が終わって山道となります。
山道に入ってすぐ、お地蔵様に出会います。
中盤はシダ類が茂るやや湿っぽい谷筋を登っていきます。このあたりが一番急だと思いますが、思ったほどきつくはありませんでした。
3分の2ほど登ったところで不動明王像に出会います。
不動明王像を過ぎたあたりから尾根道に出ますが、上部はかなり緩やかになっており、ほとんど平坦な場所もあります。
そして天理ダムから来る林道と合流します。ここまでちょうど1時間でした。合流点には公衆トイレと案内板があります。ここから先は車と同じように林道を歩きます。
5分ほど登ると林道の終点。車はここまで。
あとは南城跡の遊歩道を歩いて10分足らずで龍王山山頂に到着します。ここはかつて山城があった場所です。山頂からの展望は大変すばらしく、奈良盆地の南半分を一望することができます。大和三山もくっきり・・。空気が澄んでると明石海峡大橋が見えるそうですが、今日はそこまでは見えなかったですね。
南側には一応大峰山脈や高見山も見えますよ。
帰りは変化をつけるため、南回りで下ります。いったん公衆トイレの場所まで林道を下り、行きとほぼ同じ場所から「長岳寺奥の院」へ下る道が分かれています。ここが入口です。
この道はずっと谷筋を通り、かなり湿っぽい感じです。歩きづらい階段が長く続きます。
10分ほど下ったところで道標が現れ、道が二手に分かれています。ここをまっすぐ行くと長岳寺奥の院を経て、行きに通った北回りの道と連絡しています。柳本へは左へ下ります。
この後、結構急な下りが続いて膝に来ます。15分ほど下ると龍王山古墳群というところを通ります。溝状に掘れた広い道を下っていきますが、どれが古墳なのかよくわかりませんでした。こんな山の中に古墳があるのが不思議な感じ・・
これは最初何かよくわからなかったのですが、六体石仏と呼ばれているそうです。上部が欠損しているため、四体しか見えません。
六体石仏から10分ほどでコンクリート舗装された道に出てきます。
舗装路を15分ほど歩きますと、最終的に山の辺の道に出てきます。崇神天皇陵の南側を通る見晴らしの良い場所です。あとはトレイルセンターへ戻るだけ。天気が悪くなる前にさっさと帰ってきました。
歩行距離:7.32km