喜撰山ヒルクライムからの猿丸神社

スポンサーリンク
ライド記録自転車

4月最後の日はドピーカンの晴れ。こんな日に走らないわけにはいきません。おかげで全然片付かない(笑)。いろいろと昔の思い出をたどりながら新規開拓しておりますが、そういえば喜撰山って行ったことなかったなぁと思い、ちょっと行ってきました。

GPSログ

レポート

城陽から宇治へは府道宇治淀線を通るのが最も近いのですが、狭くて車が多いので嫌なんですよね。宇治方面はどうしてもここがネックになるのでアクセスが悪いです。しかしこれを避けるため太陽が丘を通ると無駄に登らされることになるのでロスが大きい。剛脚の人にはそんなもん誤差のうちでしょうが(笑)、貧脚は少しでも無駄足を使うと後々響いてきます。これはもうちょっと改良の余地がありそうだ。


仕方なく宇治淀線を通ってとりあえず天ヶ瀬ダムの見える橋まで来ました。宇治川ラインからは見えないですが、発電所のあるこの風景が正しい天ヶ瀬ダムですね(笑)。


橋を渡って志津川の集落まで登り、市道志津川池ノ尾線に入ります。入口にはすごく雰囲気の良い神社があります。志津川沿いに炭山まで登る林道炭山線は昔はダートで一度走ったような記憶がありますが、この道はたぶん初めてのはずです。地形図を見ると滝のマークがいっぱいあるのであらかじめわかってましたが、川沿いなのに勾配が非常にきつい。いきなり15%前後の激坂が襲いかかって悶絶します。まあ激坂耐性ができてますのでこのくらいで驚きませんけど(笑)。


中ほどには突如としてこんな遺構が現れました。これは何だろう? 鉱山跡でもなさそうだし、発電所関係かな?


これは正真正銘の藤です(笑)。


しかしこの道はほとんど車も通らないし静かでいい道ですね。


最後まで結構激坂が続きましたけど、やっとダム湖が見えるところまで来ました。ここでも標高300mしかありません。その割にしんどかったぞ(笑)。ダム湖畔の道は発電所の敷地内となっているため、一般人は入れません。


分岐のところには喜撰山のプレートがかかっていましたが、ここは山頂ではありません。本当は標高416mあります。たぶん山頂には入れないので便宜上ここを山頂ということにしたんでしょうね。山屋をやってるとこういうパターンは結構ありますよ。


ダム湖沿いに北へ走って、北端付近にある唯一の橋を渡ります。だいぶ水位が下がって涸れてました。


橋からもうちょっと登ると池尾と二尾への分岐点に出ます。ここは折り返す形で二尾方面へ進みます。真っ直ぐ行くと池尾の集落までは行けますが、その先は一般車通行止めなので喜撰山大橋へ抜けることはできません。


分岐点からはちょっと展望が開けて滋賀方面の山が見えます。たぶん湖南アルプスあたりが見えてるのかな?


分岐から先は木漏れ日が美しいご機嫌な道でした。ここは最高!


そして府道二尾木幡線に突き当たって二尾方面へ進みます。


笠取ゴルフセンターの下を通ります。狭い道なのに結構車通りがあるのはゴルフ場があるからでしょうね。


二尾の集落まで下ってきました。ここで標高175mほど。


やっと曽束大橋まで下りました。この橋を渡ると滋賀県なのです。


曽束大橋の上から新緑の瀬田川を撮ります。自転車の特権です(笑)。


曽束大橋を渡って左折し、曽束公園まで進みます。ここは広い芝生の公園になっていて、公衆トイレもあるので休憩に良いスポットです。


曽束公園の向かい側に標識も何もないですが一本の道があります。実は地図を眺めていて偶然発見したのですが、猿丸神社へ抜けられそうです。この道は全く知らなかったので興味があります。Googleストリートビューが入っているのでたぶん行けるでしょう(笑)。


ちょっとだけ荒れたところもありますが、概ねきれいな道でした。交通量は皆無です。途中に産廃処分場がありますので、そこへ出入りするための道なのかもしれません。曽束公園からの標高差は100mに満たないので大したことはありませんでした。


林道をまっすぐ進むと府道宇治田原大石東線に突き当たります。そこからダラダラと登って禅定寺峠と呼ばれる場所に着きます。何の風情もない峠です(笑)。この道は南郷ICで京滋バイパスにつながっているためか大型車の通行が非常に多いですね。登りがキツいのでR163より嫌な気がします。


禅定寺峠のすぐ先に猿丸神社があります。鳥居の先はヒルクライムで人気のある大峰林道。


百人一首にも登場する猿丸大夫の歌碑。

奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋はかなしき

日本人なら説明不要の実にストレートな歌ですね。百人一首ではこれが一番好きだなぁ。

そこからは宇治田原に出てR307を走って帰りました。だいぶ走った気がするのにたったの38kmしかないのか。やっぱり奈良とは距離感が違うんだよなぁ。一般的に変化が少ないほど距離は短く感じます。奈良なんてどこまで行っても田舎だから短く感じるのです(笑)。

スポンサーリンク
SORAをフォローする

コメント