今月は稼ぎ時なのにずっと天気が悪くて全然乗れてませんでしたが、やっと晴れましたよ。ちょっとロング行こうと思って、前から行きたいと思っていた林道牧富川線を初めて走ってきました。
林道牧富川線とは、大津市大石富川から信楽町畑を結ぶ舗装林道で、昔は猪背林道と呼んでいた気がします。前から存在は知っていたのですが、一度も足を踏み入れることなく数十年が経っていました。
ロングライドするには自走に限る! 以前の自分なら「脚の節約」と称して鹿跳橋あたりにデポして林道だけを走りに行ったと思います。そんなことしてるからいつまで経ってもロングライドできないんだよ! そんなめんどくさいことするより最初から自走した方が早いだろうが!
というわけで完全自走で距離を稼ぎに行きます。
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レポート

いつものように宇治から宇治川ライン経由で鹿跳橋まで走ります。

先週は暑さでへばってたのに、昨日から一気に寒くなりましたね。一体どうなってるんだよ! 今日は22℃くらいまで上がるみたいですが、このくらいの気温が一番微妙なんですよね。朝の寒さに合わせて厚着すると昼は暑くて後悔するはず。さらに平地では暑くても山に入ると冷えるので余計に選択が難しいですね。結局、上は薄手の長袖ジャージにウィンドブレーカー、下はハーフパンツとしました。だいたい最高20℃以上あればハーフパンツで行けるんですよね。

天ヶ瀬ダムまで登ったところでウィンドブレーカーを脱ぎました。でもこの道は日陰が多いのでひんやりしますよね。

天ヶ瀬ダムから鹿跳橋までノンストップで来ました。ここまで22km、1時間15分。だいたい奈良と同じくらいの距離感ですね。

鹿跳橋からR422の方へ行くとスーパーフレンド大石店がありますので補給に立ち寄ります。ちょうど良い場所にあるし、サイクルラックもあってサイクリストに優しいんですよね。

R422に入るとじわじわと上り、富川のこの三差路を左折すると旧国道に入ります。

昔はR422はとても道が狭くて国道とは思えませんでした。社会人なりたての頃はいつもこの旧道を走りました。春日神社のある場所はよく覚えていて懐かしいです。

道なりに進んでいくと富川橋のところで林道に合流します。この場所で標高170m、ピークの標高500mまで330mを登ります。

林道は最初谷筋を詰めて集落を通過し、最後は山腹を駆け上がります。ピークまで足つきなしで登りました。勾配は全体的には7~8%ですが、部分的に12%の急勾配もありました。かなり登りごたえはあります。

林道ピークから70mほど下るといったん広い道に合流しますが、もう一度登り返しがあります。そこを下ったところが畑の集落で、枝垂れ桜で有名なところです。昔一度来たことがありました。

畑地区を通り過ぎると県道522号に合流し、右折します。ここからは初めての道だなぁ。県道ながら林道よりも荒れた狭い道が続きます。

県道522号は車通りも全くなく、静かで雰囲気の良い道です。ただ川沿いに入ると寒い。ウィンドブレーカーが全く脱げません。

全く予期してませんでしたが、突然山の中にお寺が現れました。仙禅寺、別名を岩谷観音と言うそうです。

やっと朝宮の旧307号線に出てきました。

あとは裏白峠を越えてR307経由で帰ります。昔はこのトンネルもなく、北側を通る峠道を越えていました。最後の試練という感じでしたね。

ここが現在の裏白峠です。トンネルを越えてからも結構登らされます。トンネルができて道は良くなりましたが、標高はほとんど変わっておらず、10mほど低くなっただけですね。自転車的にはあまり意味がないような(笑)。気温表示が17℃になってますが、この辺は寒いんですよ。

奥山田バイパスは自転車通行禁止なので旧道へ迂回します。昔からあった幅の狭いトンネルは今も健在。しかしこの先もう1本あった狭いトンネルはまだ改良されてないんですね。何十年ぶりかにR307を通りましたが、逆方向からはしんどいので使いたくないんですよね。いつも下り専用です(笑)。しかしこのルートはアップダウンが多くて下りでも結構しんどいんですよね。遠回りにはなりますが、やはり和束を回った方が楽かもしれません。

やっと宇治田原まで帰ってきました。いつも旧307号線を通ります。総合文化センターにはトイレあります。
ちょっとロングをと思ってましたが、結果的には67kmしかなくロングとは言えない距離でしたね(笑)。しかし結構登ったのでちょっと脚には来ています。売り切れるほどではなかったですが。
朝9時前に出て午後2時すぎには帰ってきたので、あと30km追加しても明るいうちには帰れそうなんですよね。もしかすると100kmは行けるかもしれないと希望が出てきました(笑)。
だから大事なのは自走なんだよ! デポなんかして距離を縮めてたら100km走れるわけがないじゃないか!(爆)

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