自転車は終了しても物欲は衰えることを知りません。(爆)
というわけで、半年来の懸案だったLGS-POPのタイヤ交換にようやく着手しました。LGS-POPで一番不評なのは何と言っても純正のタイヤです。KENDAのKWEST 20×1.50という安物が付いております。これには2種類あるのですが、最大空気圧が460kPaしか入らない廉価版の方です。しかも色がクリーム色みたいなやつで、見るからに安っぽく見える。(^^; もちろん接地抵抗が大きいので走りません。
それで早く高圧タイヤに換えたかったのですが、問題はリムテープなのです。初めから付いていたやつは薄っぺらいただのゴムで、どう見ても高圧に耐えられそうにありません。必然的にリムテープも交換する必要があります。20インチではHerrmansの18mm幅リムテープがハイプレッシャー対応で定評があったのですが、どういうわけか同じ20インチでも451サイズはいくらでもあるものの、406サイズが長い間品切れ状態のままなんですね。それで先延ばしになっていたのですが、いつまで経っても入荷の見通しがないためあきらめて他のを探しました。
代わりに買ったのがTIOGAのナイロンリムテープ20″x17mm(TIF01600)です。価格は403円。ショップで確認したところハイプレッシャー対応ではないようですが、幅が十分あるので安心感がありそうです。とりあえず今のところこれを選んでおきました。
その他、同時に購入したものは・・
チューブは定番のSCHWALBE SV6です。20インチ×1.10~1.50に対応しています。価格は672円×2。高圧化するにはチューブも仏式に換えないといけません。これの良いところは、バルブの固定ナットにフランジが付いているため、スペーサーを使わなくても英式用リムに隙間なく嵌ることです。これでやっと嫌いな英式バルブとおさらばです。
そしてタイヤは迷いましたが、結局TIOGAのPowerBlock 20″x1.40を選びました。価格は1512円×2。20インチって意外とタイヤの選択肢が少ないんですよね。入手のしやすさでは定番のSCHWALBE MARATHON, KOJACK, DURANOあたりが良いんでしょうけど、値段が結構高い! 一番安いMARATHONでも定価2730円もします。貧乏人の財布にはちょっと厳しいですね。(^^;
そこで目を付けたのがPowerBlockでした。最大空気圧が550kPaと、ハイプレッシャーと言うにはちょっと物足りないのですが、何と言ってもコスパが抜群です。SCHWALBEの1本分で2本買えちゃいますからね(笑)。カタログスペックは300gを切っておりかなり軽量ですし、1.40なら少し細身になるので抵抗も少なそうです。あと、完全スリックのタイヤはウェットな路面で不安というのもありました。まあ初めてのタイヤ交換ですし、少々のことは我慢しておきましょう。(笑)
届いて1週間ほど経ちましたが、やっと交換作業に着手しました。
まずはリムテープを交換します。初めから入っていたリムテープはただの薄っぺらいゴムで、空気圧に押されてスポーク穴のところが凹んでおりました。しかも破れかけていたり・・(^^; よくこれで保ってたもんだ・・。どう見ても高圧に耐えられそうにありません。
そして新しいリムテープに交換しました。見えない部分ですけど、黄色がカッコイイですね。固いものだと入れるのに苦労しますが、これは割と伸びるので楽に入りました。比較的柔らかい素材ですが、ほぼリムいっぱいの幅があるのでズレたりする心配はなさそうです。一応ハイプレッシャーで使っても問題はないという情報はあるので、しばらくこれで様子を見てみます。
交換前後の重量を実測してみました。タイヤはKENDA KWESTが1本当たり440g、PowerBlockが325gで115gの軽量化、さらにチューブは純正が1本当たり110gなのに対してSV6は90gと20gの軽量化。合わせて2本で270gもの軽量化を達成しました。投資の割に効果は大きいですね。(笑)
そしてこれが完成後です。おおっ、タイヤが黒になるとやっぱり精悍に見えますね(笑)。
上から見るとかなり細く見えます。1.50→1.40になっただけですが、数値以上に細いですね。というかKENDAが太すぎたのか・・。ちょっと走ってみて、隙間に砂が詰まってなかなか取れないのが欠点だと気づきました。ジャリジャリ音がうるさい・・(^^;
タイヤのインプレッションは長距離走った後で・・