LGS-POPを買ってから一度も輪行したことがありませんでした。基本的にお買い物専用(笑)。でもそれだけじゃ折り畳み車の意味がないので、ちょっとは輪行できるように考えてみました。
ルイガノからLGS-POP専用の輪行袋も発売されたようですが、単にサイズがピッタリというだけで何の特徴もなさそうなので、他のを探すことにしました。定番はオーストリッチのちび輪バッグとか、DAHONやTernの専用輪行袋を流用するという手もあるでしょうけど、こういう薄手の軽量タイプはいずれも袋で重量を支えられないので、ストラップをフレームに引っかける方式なんですよね。これはパッキングが結構めんどくさいので嫌いです。それにお値段も結構しますしね・・。そこで自転車がまるごと入る普通のバッグタイプのものを探していました。
こういうタイプは生地が厚いので必然的に重くなってしまいますが、それはまあ仕方がありません。ペラペラの薄いやつはすぐ破れそうですから、ある程度丈夫な方が安心感があります。似たようなのはいくつかありましたが、アマゾンで一番評判の良かったCAPTAIN STAGのフォールディングバイク用輪行袋を買ってみました。値段は2,352円とお安いですね。(笑)
スペックによると、幅×奥行×高さが82cm×38cm×55cmとなっているので、20インチ車には高さがちょっと足りないような気がするのですが、ユーザーレビューによると20インチ車も普通に入るという話だったので、それを信じて注文しました。実際にLGS-POPを入れてみたところ、何の問題もなくピッタリ収まりました。マチがしっかりとってありますので、サドルなどが少々はみ出しても十分カバーできる余裕があります。袋の上部を絞るためのベルトも付いており、中で暴れることもありません。
中を開けるとこんな感じで入ります。ジッパーが下まで全開しませんので、入れるときには自転車を少し持ち上げる必要があり、それだけが少し難点ですね。
サイドにはポケットも付いています。ちゃんとベルクロで閉じるようになっているので安心です。またサイドに持ち手が付いていることが気に入ったポイントです。肩から提げているとどうしても重みで肩が痛くなりますので、これが付いているのといないのとでは大違いですよ。
生地が厚いので折りたたんでもこれ以上小さくなりません。とても固い生地なので丸めるのも難しいですね。初めからわかっていましたが、これが最大の難点かと・・。重量は実測で835gと公称値ピッタリでした。この手の輪行袋は1kg以上あるのが普通なので、比較的軽い方じゃないでしょうか? さすがに薄手のものと比べると倍以上重いですが、ギリギリ許容範囲だと思います。ちなみに収納するための袋は付属していません。
問題は走行時にどこにしまうかです。オルトリーブの大型サドルバックに入るかな?と思ってましたが、無理でした。ベルクロを使ってフレームなどにくくり付けることもできなくはないでしょうけど、やっぱりバックパックに入れて背負うのが一番簡単かなと思います。なるべく背負いたくはないですけど、LGS-POPでそんなに長距離走ることもないでしょうから、まあ我慢できる範囲だと思います。
基本的にこの輪行袋は車載用に買う人が多いみたいですけど、畳んだときの大きさを我慢すれば輪行にも十分使えると思います。ただ実際に担いでみると、小径車といえども輪行は結構大変ですね。これを持って雑踏の中は歩きたくないです。まあMR-4より高さが低い分、若干担ぎやすいかなという感じです。
値段が安いので、とりあえず輪行袋欲しいなと思ってる人は買ってみる価値あるんじゃないでしょうか・・?