蓼科山に登ったその日は小諸YHで泊まりまして、翌日の7/27は一番近い池ノ平湿原へ行くことにしました。熱中症と思われる症状は幸い一晩寝たら完全に回復しており、筋肉痛も出てきませんでした。まあ今日は登山と言うほどのこともないので、ちょうど良い行程です。
小諸からチェリーパークラインを車坂峠まで上がり、そこから未舗装の湯ノ丸林道を数キロ走ります。バスが通ったらホコリが凄い。未だにこんなダートが残っているのも珍しいです。ちなみにこの道は土日はマイカー規制が敷かれますので、車坂峠からシャトルバスに乗り換えることになります。池ノ平湿原の入口には有料駐車場(500円)があって、ここに停めて出発します。
登山コース図
湿原めぐりの前に、まず東篭ノ塔山へ登ります。登山口は駐車場から道路を渡った向かい側にあります。
最初は笹原の中のゆるやかな上りです。
でも最後はやはり岩ゴロゴロの急斜面になります。
コースタイムでは40分となってましたが、実際には30分ほどで山頂に着いてしまいました。まったく登山と言うほどのこともないです。標高は2228mあって、この近辺では最も高い山です。しかし曇っていて展望はほとんど得られず。
こちらは尾根伝いに行ける西篭ノ塔山です。その向こうは湯ノ丸山でしょうか。東側には噴煙を上げる浅間山が見えるはずですが、残念ながらずっとガスっていて見えませんでした。
こちらは駐車場と池ノ平湿原方面です。いくら待っても晴れてきそうにないので、早々に下山して次は湿原めぐりに入ります。
湿原へは駐車場からゆるやかに下っていきます。すぐにいろんな植物が出迎えてくれます。これはミヤマオダマキですね。
この時期はヒオウギアヤメやカキツバタが多く見られます。
湿原の一番奥には鏡池という小さな池があります。曇っていてもまた幻想的な雰囲気です。
三方ヶ峰という小ピークへ登る道があるので、頂上まで行ってみます。途中でハクサンシャクナゲが咲いてました。ちょっと傷んでますが・・。蝶がとまったところを撮影。
これはタテヤマウツボグサというらしいです。
ほんのわずかな上りで三方ヶ峰の頂上に着きました。先ほど登っていた東篭ノ塔山が見えています。
三方ヶ峰の頂上にフェンスが張り巡らしてあったので、何だろうと思ったらコマクサがたくさん咲いていました。コマクサは高山植物の女王と呼ばれ、他の植物が絶対生えないような砂礫地に好んで生えます。金網越しに望遠レンズで撮りましたが、これが精一杯。この場所でしか生きていくことができないのに、やはり盗る奴がいるんですかね? ここまでしなければならないのが情けない・・
これはウスユキソウですね。
三方ヶ峰から下って再び湿原に戻り、一周路を歩きます。この時間になって浅間山が見えてきました。
これは名前を忘れてしまいましたが、間違いなくラン科の花ですね。花の一つ一つが小さいながらもランの姿をしています。
というわけで、大して歩いてもいないですが、湿原を一周して駐車場に戻りました。
その後は群馬県側に下り、六合(くに)村の道の駅で車中泊しました。ここの温泉も良かったし、夜は超静かで最高に快適でしたよ。
コメント
池ノ平湿原ってこんな綺麗な所だったんですね。人も少なくて静かそうだし(平日だから?)。
この辺りの山は関西からは縁遠いですが、一度行ってみたくなりました。
それにしても写真が綺麗ですね(特にボケ味なんか)。もしかして新機種導入?。
こんにちは。
信州旅行、お疲れ様でした。
無事に戻られて何よりです。
それにしても蓼科山といい池ノ平湿原といい素晴らしい景観ですよね。
こんな場所でのんびりと写真を撮りたいものです。
新しいカメラもゲットしたことですし(爆)
いや~信州行きたいっす!
続きを楽しみにしてますね。
@まっさー さん
人が少ないのは平日だからですよ。土日はシャトルバスが出るくらいですから多いです。
小諸は意外と近いんですよ。大河原峠から1時間少々しかかかりませんでしたよ。
カメラは旧型の一眼レフです。決して新機種など導入しておりません。(^^;
@kimotoshi さん
たまには自転車を離れて写真メインの旅もいいですね。
えっ、また新しいカメラですか!
何台目やねん?という突っ込みはなしで・・(^^;
やっぱり新しいカメラをゲットするとテンション上がりますよね。