4日目に入り、だいぶ疲労が蓄積してきました。そろそろ限界ですので、徐々に負荷を下げていきます。今日は道の駅「こぶちざわ」を起点に八ヶ岳高原ラインを周回することにします。標高差も距離も軽めのコース。この道はもともと有料道路でしたが、今は無料開放されて一般道になっています。
ちなみに清里は信州だと思ってる人が多いですが、山梨県ですよ。よって、ここだけは信州を逸脱しています。
走行ルート図
車中泊した道の駅「こぶちざわ」を8時半頃出発し、県道11号を清里方面へ上っていきます。スタート地点ですでに標高985mあるのですね。
八ヶ岳山麓特有の直線上りは勾配こそきつくないですが、精神的に堪えます。直線で200mほど一気に上って、1200m付近からやっと落ち着いてきます。
この辺まで来るとほぼ水平になります。どんより曇ってて、山はまったく見えません。観光道路なので展望がいいんだろうと思ってましたが、樹林に覆われていてほとんど展望は効かないんですね‥
ほぼ水平からわずかに上りつつ、天女山入口の交差点まで来ました。ここでどうすべきかしばらく悩んでしまいました。予定ではここから甲斐大泉駅へ下ることになってるんですが、まだ脚が残ってそうなので、清里まで行ってみるかと欲が出てきました。しかしこの先は再び上りに転じ、さらに100mほど上らなければなりません。そこまで行けば展望も期待できそうなのですが、この天気では行っても無駄と判断しました。上へ行くほど天気が悪くなるので、下るに限ります。
そして県道28号をほぼ一直線に下って、甲斐大泉駅前に出てきました。この駅は標高1180mくらいのところにあるんですね。一応有人駅です。
甲斐大泉駅から小海線に沿って走ります。この道は泉ラインと呼ばれているみたいです。林間を縫うように緩やかに下っていき、とても気持ちのいい道でした。そして甲斐小泉駅に到着。ここは小さな無人駅になっています。ここまで来ると日差しも出てきて暑い‥
一応、駅構内も撮影しときます。この後さらに小海線沿いに走って、道の駅に戻りました。まだ11時半。この後、道の駅併設の温泉「延命の湯」に浸かって、結局ここでもう一泊することにしました。この道の駅は温泉はあるし、近くにコンビニはあるし、大型トラックは通らないし、車中泊の環境としては完璧なんですよね(笑)。小淵沢という場所柄もあるのでしょうが、夜間は車中泊の車でいっぱいになりました。
走行日:2011/9/9(金)
走行距離:28.3km
平均速度:16.6km/h
ここからはおまけです。小淵沢でもう一泊した後、翌日は朝からすばらしい快晴に恵まれました。この日は走行はなしで休養日とし、小諸まで移動します。昨日は曇ってて何も見えなかったので、もう一度車で同じ道を走りました。昨日は行かなかった清里へ上る途中、八ヶ岳牧場付近からすばらしい展望が楽しめました。
よって、やっぱり清里までは行った方がいいです。野辺山まで足を延ばせばさらに良し。ただし晴れているときに限ります。
コメント
おはようございます。
Stage2からStage4まで一気に拝見しました。
商魂逞しい嫌な日本があろうともダートコースになって折返そうともどの場所でも景観は素晴らしいですね。
この景観は本当に値打ちがあると思います。
滅多に見れない綺麗な場面を目にされて本当に良かったですね。
今までアップされたコース、全て行ってみたいです。
しかし問題は坂・・・・・
本当はブロンプトンでのんびりと走りたいのですが貧脚では無理ですね(汗)
@kimotoshi さん
たまの休みにポンと行って、いい条件に恵まれる確率は非常に低いのですね。
ヒマ人にしかできない技だと思います。(^^;
ブロで天生峠上れたらどこでも行けますよ。(笑)
素晴らしい天気ですやん!
こりゃ帰れませんわな…^^
アルプスの雄大さには圧倒されますよねぇ。自力で走り抜けたサイクリストしか分からない感動もありますしね。信州あたりを走ってると、大阪近郊の峠道をセコセコ走るのが嫌になります。
@Choko さん
帰らなければならない理由がない人は辛いですよ‥(^^;
信州の峠はスケールが違いますねえ。関西で峠と思ってるところは信州では地べただし‥(笑)
ほんまに地元でセコセコ走ってるのがあほらしくなります。(^^;