御斎峠って昔はよく行ってたんですけど、最近行った記憶がないですね。前行ったのがいつだったか覚えてないくらい長いこと行ってません。昨日の大雨とは打って変わっていいお天気になりましたので、久しぶりに登ってきました。
コースはいつものように伊賀上野から御斎峠に登って多羅尾に下り、大戸川沿いの道から県道50号で阿山方面へ抜けて佐那具から戻ってくる周回ルートです。御斎峠はこれしかルートの取りようがないんですよね。最初にがっつり登ったら後はほぼ下りの楽勝コースです。
地図
レポート
鍵屋の辻駐車場からスタートします。公園内にあった数馬茶屋は閉鎖されてしまいましたが、公衆トイレは利用できます。
県道138号の新居橋を渡ったら突き当たりを右折します。
西高倉からコリドールロードを登るとかなりきついので、伊賀温泉を通るルートがおすすめです。ただし取り付きがちょっとわかりにくい。「八百八」のところからJRの踏切を越えて道なりに行けばだいたい行けます。こちらの方が勾配は緩めですが、最終的にはコリドールロードを少し登らなければなりません。
12%勾配のコリドールロードを50mほど登って、ようやく御斎峠の入口に到着です。信楽温泉の看板のところを左折します。ここからは最大10%程度でそれほどきつい登りはありません。
登ってたら突然目の前に鹿が飛び出して横切っていきました。危なかった。落車の悪夢が蘇ります。鹿なんかに当たられたらひとたまりもないですよ(怖)。
最初は林の中で展望もありませんが、標高500mを越えると見晴らしの良い場所が出てきます。
なぜか峠より少し下に御斎峠跡の碑があります。ここは旧道の峠という意味でしょうか?
御斎峠のすぐ下に高旗山への登山口があります。2年前だったか、ここから高旗山に登りました。山頂まで20分ほどで行けます。
御斎峠のすぐ手前に展望の良い場所があります。倶留尊山や大洞山など室生火山群がよく見えますね。わざわざ展望台まで登らなくてもここで十分でしょう(笑)。
御斎峠に立つ山口誓子の句碑。「切通し 多羅尾寒風 押し通る」
三重・滋賀県境の御斎峠に着きました。標高580m。ちなみに甲賀は「こうか」と読むんですね。
御斎峠から少し下ったところに仕置場への入口があります。今まで行ったことなかったんですが、ちょっと立ち寄ってみました。入口から未舗装路を100mほど行くとこの看板があって、下に見えるのが仕置場の跡です。江戸時代の処刑場と言われております。快晴なのにここだけ薄暗くて、何とも言えない雰囲気がありましたね。ここは滋賀の恐怖スポットとして知られており、霊感の強い人はヤバイんじゃないでしょうか?
再び県道に戻って伊賀盆地絶景展望台の入口です。登るのがしんどいので行きません(笑)。まあ一度行ったらもういいでしょう。
いつもは県道138号を多羅尾まで下っていたのですが、ちょっと好奇心があって林道中垣外線というところに入ってみました。距離的にはほぼ変わりません。
道幅は1車線程度で狭く、まあまあ荒れています。時々グレーチングの隙間が空いているので要注意です。それにしても山の日陰に入ると寒いなぁ。やっぱりもう秋の空気感なんだ。当たり前か(笑)。
林道の真ん中あたりで突然、高宮神社が現れました。周りには集落など何もないのに不思議な気がします。かなり立派な神社でした。
いつもよく通る県道334号に出てきました。ちょっと路面が悪いのが玉に瑕ですが、大戸川に沿った緩やかな下りは大変気持ちがいい。好きな道の一つです。
長い下りの後、ようやくR422の神山に出てきました。ここから旧道を経て県道50号に入ります。
県道50号に小さな峠があるんですが、いつの間にか越えてしまいました。前はもっと登ったような気がするんですが、こんなに少なかったかなぁ? 伊賀市の槇山まで結構長い下りが続きます。
そして槇山からは広い2車線となって快走できます。たぶん追い風なんだろうけど、35km/h巡航ができて止まらずに行っちゃった。なので写真はありません(笑)。
下山から信号を直進すると、河合川に沿った細い道に入ります。この道も緩やかな下りで雰囲気が良い。
石川から千貝へと川沿いの道を進みます。向こうに霊山が見えてきました。あとは道なりに進むとJR佐那具駅に出ます。
追い風の助けもあって佐那具駅まであっという間に着きました。
佐那具駅から関西本線に沿った道を伊賀上野方面へ進みます。
伊賀上野駅の南からR422に入って、服部川を渡り、「竹の道」を通って鍵屋の辻に戻りました。
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