このクソ暑いのに自転車なんか乗ってられるかよ!ということで、信州の山へ行ってきました。2日目の7/29のことです。この日はもともと麦草峠から縞枯山を周回する予定だったのですが、峠まで行ってみたものの濃霧と小雨の悪天候。さすがに朝から雨降ってたら諦めるしかないでしょ。
しかしこの日の予定がまったく抜けてしまいました。仕方ないので次の目的地に向けて移動を始めるつもりで松原湖方面へ下りました。そして川上村から信州峠を越えて山梨側へ下るつもりでいたら、にわかに晴れてきたんですよ。これはとりあえず足慣らしに横尾山でも登っとくか?ということで、急遽予定になかった横尾山に登ることになりました。
信州峠の山梨県側に8台くらい駐車できるスペースが用意されています。平日のマイナーな山ですから一台も停まってません。そこから道路向かい側のコンクリート階段を登ったところが登山口です。大きな標識が立っているのですぐわかります。
登山コース図
登山道に入るとすぐこの道標があり、横尾山まで1時間30分と書いてあります。
登り始めてしばらくは傾斜の緩い林間の道が続きます。こんなのばかりだったら楽チンですが、やがて標高差150mほどを一気に上る急登になります。標高の低い山ですから暑くて汗が噴き出してきます。
その急登が落ち着くと急に樹林が切れて視界が開けます。
そこがカヤトの原と呼ばれる草原になっています。横尾山まで50分の道標を見て、まだ半分も来てないのかとガックリ来ました(笑)。でも標高的にはもうほとんど登り切っているのでそんなにかかるとは思えません。
ここからもう少し上ることになりますが、標高差は70mほどしかありません。一番左側に見えているピークが横尾山のようです。
カヤトの原からは川上村の高原レタス畑が一望できます。後には男山と天狗山がそびえています。その後には八ヶ岳が見えるはずですが、今日はガスがかかっていて見えません。
カヤトの原から続く尾根を上っていく途中、ヒオウギアヤメがたくさん咲いてました。
ホタルブクロも見かけました。
標高差はそんなにないはずなんですが、上ったり下ったりでなかなか頂上に着きません。結構足に来ます。最後の方には大きな岩がゴロゴロ積み上がっている場所がありました。ここを越えたら頂上だと思ったのですが、まだでした(笑)。よくあることですが、偽ピークがいっぱいあって騙されます。
いい加減嫌になってくる頃、やっとこさ頂上に着きました。それでもカヤトの原から30分強くらいですね。50分はオーバーでしょう。山頂は狭くて樹林に覆われています。標高は1818mあって、山梨百名山に数えられています。
山頂の南側は少し開けていますが、どこの山だかさっぱりわかりませんね。晴れてたら富士山が見えても不思議ではないですが・・
山頂でお昼を食べてから、展望もないのでそそくさと引き返してきました。上から見るとカヤトの原は広々してますね。
南東方向に見える岩肌を露出した山はたぶん瑞牆山と思われますが、頂上はガスっていて見えません。
カヤトの原は開放的で気持ちの良いところですね。頂上まで行っても展望はないので、ここで引き返しても十分だと思います。
これはエゾカワラナデシコでしょうか?
これはヒョウモンチョウでしょうね。風で揺れてなかなか撮れなかったんですが・・
往復3時間ほどで信州峠に戻ってきました。ここまで誰一人出会いませんでした。足慣らしのつもりでしたが、最近まったく山に登ってなかったので、これは翌日筋肉痛になって響いてくるはず。
信州峠から黒森へ下り、クリスタルラインなる林道で牧丘まで移動したんですが、これが果てしのないアップダウンの繰り返しで気が遠くなりそうでした。(笑)
コメント
「黒森」て言うと信州峠から黒森集落の手前の♨マーク「黒森鉱泉」に30年ほど前に泊まりました。先日の観音平とか廻り目平にテントを張って、奥秩父の山いくつか登った最終日に入浴目的で泊まりました。食事はよかったような記憶がありますが、沸かし湯は熱いんでしっかり浸かれませんでした。
記憶では「小川山」へ登った後に泊まったはずですが、「横尾山」へも登れたんですね。
>ワシはGT。 さん
2年前瑞牆山に登った後、黒森鉱泉に入ろうと思って探したんですが、どうしても見つかりませんでした。
もしかして廃業したのか?と思いました。
ここですけど、休業中て載せてるサイトもありますね。下記の地点ですが、信州峠からくると看板が立ってたはずです。http://www.mapion.co.jp/f/cocodene/view.html?token=d77520acfe6c39588319e348f7d9bf88
この場所は気づかなかったですね。瑞牆山荘方面から来たので・・
「みずがきランド」が温泉だと思ってその辺を探してました。