4月25日、大阪南港20:30発の大分行き「フェリーさんふらわあ」に乗船して出発します。乗り場まで歩くのが大変かと思って車両扱いで乗せたのですが、乗り降りにずいぶん待たされ、これは失敗でした。かなり距離はありますが、ニュートラムで来たら輪行状態のまま持ち込むのが正解ですね。ちなみにインターネットで予約すると2割引になります(但し繁忙期を除く)。
翌26日6時、今治港にてフェリーを下船。今治駅まで1km少々走って再び輪行状態にします。
7:20発の普通で松山まで行き、さらに9:11発の宇和島行き普通に乗ります。このまま宇和島まで乗ると今日は宇和島観光だけで終わってしまうので、少し手前の卯之町駅で降りて宇和島まで走っていくことにします。ターゲットは法華津峠という美味しそうな峠です(笑)。現在はR56がトンネルで抜けていますが、その上に旧道が残っています。5万図にも載っている道なのでまともな道だろうと思っていましたが・・
11時48分、卯之町駅で降りて第1ステージはここからスタートです。
GPSログはこちら↓
県道45号から左斜めに入るこの道が法華津峠への旧道です。すぐにええ感じの上りになります。舗装も比較的きれいで気分良く上っていきましたが・・・
何の前触れもなくいきなりダートに変わりました(涙)。すぐ終わるかもしれないと思ってもう少し様子を見に行きましたが、いっこうに終わる様子はなくあきらめました・・。どうやら本格的なダートのようです。よく考えてみればそうですよね。トンネルが開通して誰も通らなくなった峠道が良い状態で残っているはずがないと・・。ちゃんと事前に情報を調べておくべきでした。
初日からバーストでもしたら目も当てられないので泣く泣く引き返しますが、さてどのルートで行きますか・・。一番楽なのはR56法華津トンネル経由ですが、これは天下に名だたる凶悪トンネルなのではじめから却下。次に楽なのは県道31号歯長峠経由ですが、これは過去に走っているのでできれば避けたい。となると残るのは県道45号経由で明浜へ下って法華津湾を回るルートです。
というわけで、いったんR56まで戻り、法華津トンネル手前から県道45号に入って野福トンネルを抜けます。トンネルを抜けると目の前に絶景が・・・
県道45号はタイトなヘアピンを繰り返しながら明浜へ下りていきます。この下りがとても長い! 展望も抜群で、ところどころ法華津湾を見下ろす絶景が楽しめます。下から見ると気が遠くなりそうなヘアピンの連続が見えますが、意外と勾配は緩くて上りも楽しいかもしれません。
これでもかというほど下って、大浦でやっと海に出ます。ここからはR378を走ります。あちこちで漁港の風景が見られます。この辺も真珠の養殖が盛んで、筏がたくさん浮かんでいます。
そして玉津港で左折して県道271号に入ります。すぐに小名トンネルまで上り。トンネルを抜けると予讃本線沿いを走るようになります。
立間駅前を通り過ぎて、吉田の町中に入ります。ブロック舗装が少々走りにくいですが、懐かしい感じの商店街がずいぶん長く続きます。
そして商店街を通り抜けるといったんR56に入ります。やっぱりトラックが多くて嫌ですなぁ・・。500mほど先で右折して今度は県道274号に入ります。R56知永越よりはちょっとしんどいけど、あんなトラック多い道より断然いいです。
標高差100mを一気に上る激坂が続きますが、ひたすら忍耐です。でもこんな素晴らしい展望が開けるので疲れも癒されます。
標高110mほどの峠を越えると宇和島港の湾内に出ます。前方には鬼ヶ城などの高峰が・・
須賀川に沿って走り、和霊神社の前の公園でちょっと休憩しブログ更新。
そして宇和島駅前を通過して今日の宿・宇和島YHへ向かいますが、これが最後の難関です。標高90mほどの丘の上にあるため、激坂を登っていかなければなりません。自転車で登るのは二度目だけれども、やっぱりきつい。最後にヒィヒィ言わされます
(笑)。
YHにたどり着いたらちょうど17時でした。土曜日だけど今日の宿泊者は他に熟年夫婦が一組の3名だけ。最近のYHの経営状態は厳しそうですなぁ・・
走行距離:33.6km
平均速度:15.1km/h
コメント
お帰り~!
ご無事で何よりです。
レポ楽しみにしていました。
なんやかんやいって、坂登ってますね!
ononoさんこんばんわ。
相変わらず毎日よく走ってはりますね。
レポ作成が結構めんどくさいので時間かかると思いますが、気長にお付き合い下さい。
Chokoさんこんにちわ。
太平洋~瀬戸内海~日本海の壮大なツアーですか!
Chokoさんなら楽勝で行けますよ。(笑)
いつかぜひ!
SORAさん、お疲れ~!
すばらしいっすね?宿毛から宇和島経由で松江まで行きたいですよ。
いつの日か必ず…。
その節はまたお世話になりますです…はい。