自転車もそろそろ飽きてきました。いつも同じ道ばっかり走って何が楽しいんでしょうか?(爆) 自転車って基本的に飽きやすい趣味なんですよね。最も恐れていたことですが、今週の週間予報は月曜~金曜まで全部晴れ! これはもう家にいると発狂するレベルですよ。毎日強制的に走らされて自転車大嫌いになること間違いなし(爆)。というわけで急遽遠征が決まりました。それも前日の日曜日に。どこ行くか悩みますが、信州方面はもう寒すぎて車中泊不可能ですので、暖かい瀬戸内方面に決定。一応、「橋の架かってない離島めぐり」がテーマです。こんな旅にはロードバイクはオーバースペックですので、邪魔にならないLGS-POPを積んで行きました。
前日、道の駅「一本松展望園」で車中泊して2日目になりますが、まだ行ったことのない牛窓を訪れました。牛窓海水浴場のすぐ近くにある亀山自然公園駐車場にデポして、まずは前島へ向かいます。
走行コース図
海水浴場から牛窓の町並みを抜けて牛窓港まではすぐです。ここから前島行きのフェリーが出ています。昼間は40分間隔で運航されていて、8:50の便に乗船します。運賃は自転車込みで往復360円です。
たった5分で前島港に到着です。こんな短い航路なのに2階にはちゃんと客室があるんですね。乗ったと思ったらすぐ降りなければならないんですが・・(笑)
港を出てまず東方面へ進みます。これは北側の海岸線です。この後ちょっと上りが続いて65mくらいの最高地点を越えるんですが、写真を撮ってませんでした。
行きは北回りで東の端まで進みます。最後は10%標識があるくらい結構な坂が続きます。
最東端の網代崎付近です。このあたりで標高45mくらいです。東半分はほぼ無人地帯なので、車なんて一台も通りません。たった5分でも本土と隔離されているだけで空気が違うんですよね。これが島独特の雰囲気です。やっぱり離島はいいなぁ・・
もうちょっと進むと展望が開けてきました。このあたりは露岩が目立ちますね。
これは南側に浮かぶ黄島でしょうか。
道はゆるやかに下っていきます。めっちゃいい雰囲気! この先にトイレのある展望所があります。
一周といっても一部重複するので正確には8の字になりますが、今度は西半分を回ります。住宅はほとんどこの地域に集中しています。
最西端の荒崎付近から黒島を望みます。このあたりはキャベツ畑が多いですね。
牛窓の町並みを見ながら港方面へ下ります。
というわけで前島港に戻ってきました。これから10:40の便で牛窓に戻ります。
牛窓港から県道28号を西へ進みます。西浜から県道232号に入ると、干潟のような場所を通ります。なぜか水中から木が生えています。地盤沈下でこうなったんでしょうか?
さらに坂を上っていきますと、バンガロー風の建物が水没しております。なんか不思議な光景だなぁ・・
坂の途中から牛窓方面を眺めます。この後、小松ヶ峠というピークを越えるんですが、何の面白味もない峠でした(笑)。でも新たな峠一つゲット!
小松ヶ峠を越えると西脇海水浴場に出ました。
矢寄ヶ浜と呼ばれる長い砂浜が続きます。
西脇からもう一つ峠を越えて子父雁(こぶがり)の集落を通過します。
西宝伝に到着しました。これより海岸とはお別れです。魚の干物を製造中でした。
精錬所跡で有名な犬島行きの定期船って、ここから出てたんですね。すごく不便な場所やなぁ・・
県道232号・234号を北進し、宿毛(しゅくも)で右折して県道28号に入ります。結構アップダウンがあって疲れました。
桜田というところを左折して県道229号に入ります。何とものどかな風景です。
上山田から県道226号に入ります。池の内から先は完全1車線の狭い道になります。
またちょっとした峠を越えますが、なかなか良い雰囲気です。長浜へ下って県道39号に入り、弁天で左折して再び県道226号に入ります。
牛窓の東の端を回るとまた上り坂です。いい加減疲れてきました。でもこれを越えないと帰れません。短い亀山隧道を抜けるとやっと下りになってデポ地に戻ります。
一つ一つの標高差は大したことないんですが、何度も執拗にアップダウンがあったのでLGS-POPには厳しいコースでした。