天理市の秘境「八つ岩」グラベルライド&ハイク

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ライド記録自転車

普段正月からあまりライドなどしないのですが、だいぶ脚力が落ちてきたので少しリハビリを。冬は天気より気温と風が決め手になります。この先の天気を調べてみると相変わらず風が強く、気温も低くて当分行けそうな日はない。今日は珍しく天気、気温、風の三つが全部揃った貴重なライド日和だったのです。

ちょっと前にGoogleマップで天理市福住町に「八つ岩」なる場所があるのを見つけ、気になっていました。一度ハイキングで行ってみたいと思っていたのですが、どうせならヒルクライム練習と合わせたら一石二鳥だなと思いつき、ライド&ハイクの形で行ってきました。行けるところまで自転車で行き、最後は徒歩に切り替えるスタイルです。グラベルバイクだとこういう遊び方ができるんですよね。


いつものように毎度おなじみの天理ダムまで登ります。この景色ももうすぐ見納めかと思うと感慨深いですな(笑)。


さらに長滝町経由で福住のピークまで登ります。めっちゃしんどい(笑)。ここは天理のヒルクライマーにはおなじみの場所かと思いますが、ピークから左へ伸びる林道っぽい道がありますよね。そこへ初めて入っていきます。車で行かれる方はピーク付近の幅の広い路肩に駐車して歩き始めるのがよろしいかと思います。


その林道をしばらく走っていくと、右手に三甲リースの建物が見えてきます。そしてピークから数えて2つ目の鉄塔の下、ガードレールにペンキで「八つ岩」と書かれた場所が入口の目印になります。ここからさらに左へ伸びる舗装された林道へ入っていきます。


ここにも八つ岩の看板があります。舗装は最初の200mほどで途切れてすぐ地道に変わります。


地道に変わると結構な急勾配で登れないので押して歩きます。すると突き当たりになって左から来る幅の広い道と合流します。ここはほぼ道なりに行けばいいので自然と右へ曲がります。帰りはここを直進してしまいやすいので要注意。


するといい感じのグラベルになってきました。ここから先はあまり急勾配もないのでほとんど乗って走れます。


ちょっと迷いそうな分岐にはちゃんと道標があるので安心です。



この辺はほぼ水平で極上のグラベルではありませんか。こういうところが走りたかったんだよ(笑)。ただし枝がたくさん落ちていますので、チェーンに巻き込むとリアディレーラーを破壊する恐れがあります。何か噛んだと思ったら絶対に踏まないこと。


そして問題の崩落箇所です。これはGoogleマップのクチコミに情報があったので知ってました。一応通れるように木の橋が作られていますが、だいぶ朽ちていてちょっと危なっかしい。路肩もほとんど余裕がないことから、ここを自転車を担いで通過するのは危険と判断しました。


橋の手前に自転車をデポしてここからは徒歩に切り替えます。


幅の広い道を少し歩いていくと右手に「八つ岩」の看板がありました。ちょっと小さいので見落とすかもしれません。ここから階段を登っていきます。


階段が終わると今度は急斜面を登っていきます。滑りやすいので親切にロープが張られています。ここはロープを掴んで登るのがおすすめです。


すると上に大きな岩が見えてきましたよ。あれが八つ岩かな?


ほどなく八つ岩に着きました。小さな祠が祀られているのでそれとわかります。ここへ来ると何だかとても神秘的な雰囲気になります。素晴らしい。





いろんな形の岩が並んでいて面白いですね。近傍にある大国見山の山頂にもこういう巨岩がありますが、どうやってこういう岩ができたのか不思議ですね。


柳生の一刀石みたいにスッパリ割れた岩もありましたよ。


木の間からかろうじて奈良盆地が見えました。


八つ岩の散策を楽しんだ後、同じ道を引き返します。帰りはほぼ下りなので乗ったまま行けました。そして林道に出た後はどうせなら違う道をと思って、桜峠を通る県道を回ってR25から下ってきました。

30年以上天理に住んでても、こんな場所があるとは知らなかったですね。普通の人はまず知らないので本当に秘境です。正月早々がっつり登ってしまいました(笑)。八つ岩直下は滑りやすい場所があるのでSPDシューズは絶対やめた方がいいですよ。やっぱりフラペ最強ですわ(笑)。

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