3日目も良い天気でしたが、帰る日ですのであまり長距離は走れません。そこで帰り道にちょっと寄れそうな場所を見つけました。向島の西側にくっつくように並んでいる岩子島(いわしじま)ですが、ここはまだ行ったことがありませんでした。橋でつながってはいるものの独立した島です。島への往復を加えても一周して12kmとほぼ散歩ですね(笑)。帰り道に寄るにはちょうどいいショートコースなので迷わず選択しました。
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スタートは向島運動公園からです。宿をチェックアウトして移動していたら9時半頃になりました。
いったん県道377号まで出て、この場所で右斜めの坂道に入り、向島大橋へ登ります。例によって激坂ですが、高さはそれほどないのでマシでした。
橋の上から見た向島と岩子島の間の海峡です。かなり狭い。
島を時計回りに進みます。南端付近からは因島大橋が見えます。
南岸の道から見える風景。向こうの平べったい島は細島と言うようですね。
波静かできれいなビーチが続きます。この先、黒崎鼻を越えるためちょっとだけ登りますが、大したことはありません。
森の中を抜けると厳島神社の駐車場があります。そこから徒歩で海岸の方へ下りていくと真っ赤な鳥居が現れます。ここは岩子島で一番の映えスポットでしょうね。鳥居は海に向かって建っていますので、こちらから見ると裏側になります。
厳島神社を過ぎて西岸に沿って走ります。ここもビーチがきれいで海水浴場になっています。この先もまた山を越えますが、全然大したことはありません。
西岩岳の麓を越えて島の北側に回り込みました。できるだけ最外周を走っていますが、ここは防波堤内側の通路で正規の道路ではありません。向かいには三原の街並みが見えます。
集落は島の真ん中にありますので、あえて外周にはこだわらず、中央の道を南へ進みます。すると集落の中心あたりに郷条袴越常夜灯があります。江戸時代からあるみたいですが、形が独特ですね。
常夜灯から細い道を東へ進んでいくと、岩子島隧道が現れます。一応ここも観光名所みたいです(笑)。
入口は普通のトンネルなんですが、途中から素掘りに変わっています。ナトリウム灯の明かりが幻想的で、何となく異次元への入口みたい(笑)。
隧道を抜けてちょっと下っていくと、突き当たりの港に岩子島のバス停がありました。公衆トイレもあり。
この後、再び向島大橋を渡り、デポ地へ戻りました。最後の登りがちょっとしんどいですが(笑)、1時間ちょっとで帰って来られました。高根島に比べればはるかに楽でしたね。小さい島ですが、瀬戸内海のエッセンスがコンパクトに詰まっていて結構見応えはありましたね。これにてしまなみ旅は完全終了です。