上富田から日置川、椿へ

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ライド記録自転車

WAKAYAMA800のスタンプラリーでまた南紀へ行ってきました。初日は丹生都比売神社まで往復するだけなので省略(笑)。メインは2日目で、えびね温泉・道の駅志原海岸・朝来駅の3ポイントを巡る予定。まあだいたい走ったことのあるコースなんですが、R42の日置川~朝来間は唯一走ったことがないんですね。海岸もきれいで良さそうな感じ。それと志原海岸の近くにある鳥毛洞窟という場所へどうしても行ってみたかったのです。特に観光地でもない知られていない場所ですが、秘境として紀伊半島マニアには人気の高いスポットです(笑)。これで明確な目的ができました。

このコース、事前にRide with GPSで引いてみたら約57kmだったんですが、問題はどっち周りにするか? R42のアップダウンで脚を削られそうなので左回りにした方が良いかもと思いましたが、やっぱり最後に峠越えがあるのは嫌なので、先に峠越えを持ってきました。結果的には正解だったと思います。

GPSログはこちら↓


スタート地点はWAKAYAMA800の指定駐車場になっている上富田町役場を使わせてもらいました。ゴタゴタしてたら出発が9時になってしまった。


役場から県道36号を南東方面へ進んで生馬橋で富田川を渡ります。


ピークの卒塔婆トンネルに向けて生馬川沿いに登っていきます。そんなに斜度はありません。前にトレイルランの練習で走ってる人がいましたが、なかなか追い越せませんでした。何て速いんだ(笑)。トンネル入口で標高175mくらいですが、出口側では195mあります。つまり上りのトンネル。


卒塔婆トンネルから約110m下っていきますと、二股の分岐に出ます。県道36号と県道37号の合流点。ここは前に来たことがあるので見覚えあります。分岐を右にとって県道36号に入ります。


川原谷川沿いに下っていくと玉伝の集落を経て日置川沿いに出ます。非常に雄大な川ですね。


宇津木橋を渡ってもう少し走ると八草の滝眺望ポイントがあります。滝は対岸にあるんですが、遠すぎてほとんど見えませんでした。真ん中の黒い部分が滝だけど、水量少なくてよくわかりません(笑)。


向平にあるキャンプ場付近の風景。蛇行する日置川を眺望できます。鏡のように静かな水面が美しい。


そこからちょっと行くと上りになって、すぐチェックポイントになっている「えびね温泉」があります。温泉自体は激坂を下った河原にあるので、歩いて降りていきましたが、この看板の下にもQRコードあったんですね。気づかなくて損した(笑)。


えびね温泉を過ぎるとちょっとばかり登らされます。川沿いによくある蛇行部分のショートカットです。地味にしんどい(笑)。そこを越えると展望のいいスポットがあります。


そこからずいぶん走った気がしますが、ようやく日置川駅に到着しました。時刻表を見ると次の紀伊田辺行きまであと15分です。またサイクルトレインに乗りたい誘惑に駆られますが、メインの目的はこの先にあるので走らないと意味ないんですよね(笑)。


日置大橋でR42を横断してそのまま直進し、白浜日置川自転車道に入りました。ここから海岸の防波堤沿いに道が続いています。


この岩がベアーズロックらしいです。ぜんぜん熊に見えませんけど(笑)。実は反対側から見ると熊の頭に見えるらしいです。知らんかった(笑)。


短い距離ですが、なかなか気持ちの良い自転車道です。


道の駅志原海岸へは自転車道から直接乗り入れできます。ここで2つ目のスタンプゲット!


そしていよいよ鳥毛洞窟へ向かいます。行き方は道の駅からそのまま自転車道を進み、「鳥毛洞窟590m」の案内板にしたがって坂を下っていくと海岸に出ます。この場所に自転車を置いて、右の岩場を歩いて行きます。ただし満潮時は水没する箇所があるので潮位を確認してからでないと行けません。一応、潮汐表で確認しておきましたが、本日の満潮は15時半頃でした。現在12時半です。あと3時間ほどで潮が満ちてくるので急がねば。


海の色がめっちゃきれいだなぁ。これを見るだけでも来た価値あります。


いわゆる千畳敷ですね。この上を歩いて行きますので、ビンディングシューズでは無理です。最低限SPDが必要です。今は水面から出てますが、満潮になると沈んでしまうんでしょうね。


この岩もすごいなぁ。


およそ10分ほど歩いたでしょうか、ようやく鳥毛洞窟に到着です。これが見たかった風景。自然にできたものとは思えない見事な造形です。しかも観光地になってないことが凄い。まあ足場が悪いんですけどね。


左の小さい方の洞窟に入ってみました。川○浩探検隊の気分(笑)。


洞窟から外を見るとこんな感じ。


こちらは右の大きい方の洞窟。天井はとても薄くてよく落ちてこないもんですね。

とにかく大満足でございました。紀伊半島の奥深さを知るには十分な場所です。ぜひ行ってみるべきでしょう。ただし潮位の確認をお忘れなく、できればフラペで(笑)。帰りには少し潮位が上がってましたよ。


さて再びR42に戻りまして、椿温泉を目指します。覚悟はしてましたが、椿までに4回のアップダウンがあります。一つ一つは数十メートルですが、積み重なると脚を削られるんですよね。これが最後のトンネル。やっと椿温泉まで下りです。


R42沿いにある道の駅椿はなの湯。温泉併設ですが意外と静かです。車中泊に良いかも?(笑)


椿温泉を過ぎるとまたアップダウンの始まり。岬を越えるたびに登らされますね。少なくとも3回。これは黒崎のあたりから。向こうの山の上に点々と白く見えるのは花崗岩かと思ったら、白浜の別荘地でした(笑)。


もう一発、見草崎付近から。ここはなかなかの絶景でした。奈良県民は海があるだけで感動できるんだよ(笑)。


こちらは袋崎という場所で入江になっています。海の色がきれいだなぁ。


最後のトンネルを抜けると富田川の河口付近に出てきました。


R42を迂回するため富田川を渡り、対岸の県道212号に入ります。距離的には変わらないはず。


郵便橋で再びR42に合流して朝来まで突っ走ります。ほんとにポストがあるんや(笑)。


本日の最終目的地、朝来駅に到着。実はこの日は駅前で草花の即売会をやっていてバイクラックが商品置き場に占領されておりました。QRコードはどこかと探したら、めっちゃ撮影しづらい場所に(笑)。何とかスキャンして無事チェックインできました。ここから上富田町役場までは旧熊野路を通ってあと1キロちょっとです。

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コメント

  1. romi より:

    南紀は魅力の多いところですね。
    個人的には洞窟が刺さってきました、(隊長””奥になんか?いますよ…! よし 行って見るか)ってな、妄想に浸りましたよ。

  2. SORA より:

    紀伊半島には知られざる秘境がまだまだあります。
    このネタがわかるのはおっさんです(笑)。