3日目以降のルートは決まってなかったのですが、北へ行くか南へ行くかどっちかです。R439で大正方面へ向かって山の中を走るのも面白いのですが、こちら方面は泊まるところが少なく、高知までは3日くらいかかる道のりになってしまいます。そこでやはり四国最南端の足摺岬を目指すことにします。あしずりYHの予約を取って、今日は足摺岬まで50km弱の行程です。いい加減疲労が溜まってきているので休養日といきたいところですが、結構アップダウンが多いので決して楽な行程ではありません。まあ時間はたっぷりあるので観光を多めにしてのんびり行くことにします。
出発前に中村市街をぐるっと一周して食料を調達します。この辺にはコンビニというものがなかなかないのですね。そこでスーパーのお世話になるわけですが、品揃えは多いものの探すのに時間がかかるのが難点。
GPSログはこちら↓
中村市街からは距離的に短い県道20号で四万十川左岸を走り、四万十大橋を渡ってR321に合流します。
R321は通称「サニーロード」と呼ばれております。R56と違って交通量は少なめです。最初の山越えに向かって60mばかり上ります。
ピークの新伊豆田トンネルに着きました。意外と長いトンネルでしたが、進行方向に向かっては下り勾配です。トンネルを抜けると下ノ加江の集落まで快適な下りが続きます。
下ノ加江川を渡って久百々へ向かいます。
久百々付近では海の眺めも良くなってきました。
そして大岐海岸の砂浜まで行って海を見ながら昼食にします。ここはサーフィンのメッカなんですね。多くのサーファーで賑わっておりました。
漁港のある以布利まで来るとまた上り、土佐清水方面へは行かず左の県道27号に入ります。この入口はわかりにくく、気をつけてないと見過ごします。車は足摺スカイラインへ誘導されますが、現在でも路線バスは外回りの県道を走っています。この道は狭い部分が残っており、入口付近はご覧のような状態です。もちろん自転車には楽しい道です。
県道347号と合流するところから急に道が広くなります。ここから窪津まではほぼ平坦で快適な道です。
そして窪津の漁港に着きました。ここからまた上りが始まります。
津呂を経て赤碆までは直線的で結構つらい上りが続きます。赤碆で標高約120mのピークに達します。ここも遍路道になっているので歩き遍路の人を何人も追い抜きましたが、中村~足摺岬は歩けば2日かかる道のりです。
そして坂を下って足摺岬の近くまで来ました。遊歩道の入口に自転車を置いて散策します。足摺名物アコウ樹のトンネルを抜けていきます。
5分も行けば突端の「天狗の鼻」に出ます。ここはまだ来たことなかったな・・。足摺岬を少し遠目に眺める展望台です。観光客の多い足摺展望台より、のんびりするにはこちらの方がいいですね。
もう一度自転車に乗って今度は足摺展望台へ。中浜万次郎の銅像もあって観光客が必ず訪れる場所です。そしてお決まりの写真をパチリ。もう三度くらい来てるので大して感動はありませんが、一応卯之町から軌跡はずっと繋がってるので、そういう意味では感慨深いです。
高知と言えばアイスクリンですよ。
YHにチェックインするにはまだ早いので、38番札所・金剛福寺にお参りしていきます。以前遍路のとき訪れていますが、今日は何も持ってないので略式参拝です。
そして16時過ぎにあしずりYHにチェックインしました。あんまり距離を走ってない割には疲れました。明日に備えて疲労を回復しなければ・・。今日の宿泊者は一人旅の3名だけ。相変わらず寂しいですなぁ・・
走行距離:48.0km
平均速度:14.8km/h
コメント
いいですね~一人旅は・・
数年以内には私も・・してみたいです。
今日は歩きづめでしたので、早めに床に就きたいです。
明日から、魔の?畑仕事が・・果たしてファーム計画はモノになるのやら・・
がんばって歩いてはりますね。
最近は定年サラリーマンの一人旅が増えてるそうですから、そのうち行ってみて下さい。
田植えから解放されたらまたご一緒下さい。
うーん!すばらしい…。
魚釣りで数10回と行った足摺や宿毛も今ではもう忘れてしまいました^^
あの頃とは目的が違いましたしね…。
現在の方が健全だと後悔していますよ。
四国西部も…いつか必ず、バイクで制覇します。
Chokoさんおはようございます。
数十回も行ったんですか。すごいですね~
あそこは遠いですよね。
Chokoさんだったら高知~足摺~宇和島~松山くらいを制覇してみてはどうですか?