また一週間ほど信州行ってまいりました。もう2ヶ月ほど山登ってませんので、まずは足慣らしを兼ねて登った守屋山のレポートです。守屋山は伊那山地の北端に位置する標高1650mの山で、諏訪大社の御神体とされる信仰の山でもあります。
登山コース図(誤ってログを消去してしまったため、後から作り直したものです)
R152杖突峠の頂上付近に「守屋登山口」のバス停があり、そのすぐ横に登山者用駐車場があります。山側に巨大なソーラーパネルがあるのですぐわかるでしょう。
しばらくゆるやかな上りが続きますが、いったん林道を横切って今度は谷を下っていきます。
木道で沢を渡ると分杭平と呼ばれる場所に出ます。なぜか東南アジア風?の東屋や炊事棟などがあってキャンプ場になっているようです。
分杭平にも「守屋山登山口」の標識があって、ここから本格的な上りになります。直登気味でかなりきついです。
東峰の手前は相当な急勾配で「胸突坂」の看板があります。文字通り胸突き八丁の急な上りです。
その急登を過ぎると立石方面から来る道が合流してきます。
合流点を過ぎるとまもなく東峰の頂上が見えてきます。
最後の岩場を登ると東峰頂上に飛び出します。こちらは標高1631.2mで、西峰より少しだけ低いです。頂上は狭いですが、360度の展望が開けます。
南アルプスの甲斐駒ヶ岳、北岳、仙丈ヶ岳が非常にきれいに見えています。
こちらは八ヶ岳連峰。
中央アルプスもくっきりです。
東峰からは西峰がこんな感じで見えます。標高差はほとんどありません。
西峰の展望を楽しんだら東峰へ向かいます。西峰のすぐ下に守屋神社奥宮の祠が建っています。
少し下った後、小さなアップダウンを繰り返します。途中大きなブナの木があり、「橅難(ぶなん)観音」というのが祭られていました。
最後またちょっと登りますと、西峰の頂上が見えてきました。
西峰に到着です。一応こちらが主峰で、標高1650.3mです。頂上は台地状でかなり広いので大人数でも休憩できます。
山頂には一等三角点が立っています。
西峰からも展望が良いですが、南アルプスは特にきれいです。
諏訪湖はこちらからの方がよく見えます。
帰りは同じ道を引き返します。行きには気付かなかったですが、西峰と東峰の間に「中嶽」と呼ばれる小さなピークがありました。地図には載ってませんが、標高は1620mくらいです。
この後、東峰を経て延々と下りますが、標高の低い山ですからとにかく暑い。分杭平を過ぎてから少々上り返しがあるのが結構堪えます。距離は意外と長く、往復で7.6kmほどありました。久しぶりに山登ったので、やっぱり膝痛が出てきてしまいました。