鈴鹿峠万人講常夜灯
ついこの前までさぶ~っと言ってたのに、急に暑くなりましたね。そんなに極端にならんでもと思いますが、僕にとって27~28℃が一番快適な気温なので、やっとシーズン到来です。何となく今年は一ヶ月損したような気がしてます・・
余談になりますが、前々日にシフトワイヤーのタイコ取り残し事件がありまして、あわや再起不能に陥りかねないすったもんだの大騒動の末、昨日復旧いたしました。最近変速の調子が悪いなと思ってたのは、ワイヤーが切れかけてたんですね。ワイヤー張り替えてからはすこぶる快調でございます。
さてツーリングはマンネリ化して完全にネタ切れしております。もはや奈良には新しいネタがあろうはずもございません。そこで新天地を求めて滋賀へ進出いたします(笑)。実はコースの候補は3つほどあったのですが、そういえば最もメジャーな峠である鈴鹿峠にまだ行ったことなかったので、出発してから急遽決めました。
15分以上投稿できるようになったのをいいことに、相変わらず無意味に長い動画です。(^^;
まだ八重桜が満開の余野公園を10時半ごろ出発します。ここは三重県なのか滋賀県なのか微妙ですが、ギリギリ三重県みたいです。
余野公園から五反田を経て油日神社の前を通り、県道131号に入ります。
櫟野あたりからは新緑に映える油日岳が・・
県道129号に入ってちょっと上り、大原ダムに着きます。ここから県道を外れ、北へ向かう次郎九郎線と呼ばれる道に入ります。
以前来たときとは様変わりしていて、廃棄物処理場ができた関係で道が新しく付け替えられました。以前は川沿いの良い感じの道だったのですが、味気ない2車線道になってしまいました。しかしダートがあった記憶はないのですが、新名神のトンネルをくぐるまでかなり長いダート部分がありました。そこからはまたきれいな舗装路になって県道9号に合流します。
土山からはR1に出ないで、手前の旧東海道に入ります。ここは大変整備が行き届いていて、土色のカラー舗装が施されています。往時を偲ばせる古い街並みの中をゆっくりと通り抜けます。ああ、ええなぁ・・
そしてお昼前に道の駅「あいの土山」に着きましたので、ここで昼食にします。ちなみにR1に回らなくても東海道から道の駅の敷地内に直接乗り入れられます。
道の駅から先はわかりやすい旧街道がないので普通はR1を行くのでしょうが、実はまだ行けます。R1を挟んで道の駅の向かい側にある田村神社の鳥居を通り抜けて参道を進み、突き当たりを右折します。
すると地図には載っていない板橋で田村川を渡ります。この道が本来の東海道で、海道橋と呼ばれる歩行者専用の橋が最近復元されました。
そのまま道なりに進みますと、蟹坂古戦場跡を経て工場の敷地内に入っていきますが、これもカラー舗装が示す通り、れっきとした東海道です。
またR1に合流してしまいますが、ちょっと行くと猪鼻で旧街道が分かれています。もっともこの部分は短いので、走ってもあまり意味はありません。
山中でまたちょっと旧街道がありますが、そこから先はR1を走るしかなくなります。あんまり交通量は多くないですが、ほとんど大型車ばっかり。歩道は幅が狭くて段差が多く、走りづらい。下りなら車道を走りますが、上りは嫌なのでヘロヘロと歩道を走ります。大した坂ではないんですが、結構脚に来ます。
そして鈴鹿トンネルが見えてくると、R1は上下線に分かれます。ここで下り線に移り、右側の歩道を少し進みますと、右手に鈴鹿峠への上り口が現れます。そこをちょこっと上りますと、シンボルの万人講常夜灯のある公園に着きます。国道の喧噪も遠ざかり、ここはとても静かな時間が流れています。常夜灯のちょっと先で、ダートに変わり、この辺が本当の峠みたいです。標高は378m。滋賀県側からは舗装路で来られますが、峠から三重県側は完全な山道になりますので、押して下ります。かなり急勾配で、最後は階段になりますので、MTBでも乗れません。
階段を下りきった公園のある場所でまたR1に合流します。地形図からはわからないですが、下り線側には側道っぽい道があるんですね。これはなかなか快適です。そして坂下宿を通る本来の東海道へ分岐します。ここも古い街並みが残っていていい雰囲気です。そして市瀬で再びR1に合流し、ちょっとしたショートカットを通りましてR25に入ります。
ここからは毎度おなじみの加太越で柘植へ向かいます。この上りは結構イヤなんですが、微妙に追い風だったのか妙に楽な気がしました。柘植から方向反転して3時15分頃に余野公園に戻りました。
やっぱり知らない道は新鮮でよろしいですなぁ。これからは滋賀の時代ですよ。(笑)
走行距離:46.3km
平均速度:16.4km/h
体重:58.35kg(涙)
コメント
お疲れ様です。
ついに奈良県から滋賀県に進出ですか!
僕は現在進行形で大分の道を開拓中です(笑)
夏に実家に帰るまでに輪行袋も買うので、秋ぐらいには阿蘇のほうも行きたいとか考えてます。
旧街道の町並みは古き良き日本って感じですね(^^)
@Indigo さん
同じ県にいると3年くらいでネタが尽きると思います。
兵庫から大分だとすべてが目新しいので当分楽しめますね。(笑)