PowerDirector2024を安く手に入れる方法

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PC関連ソフトウェア
この記事は2018年1月に投稿しました。本文で紹介しているのは当時最新だったPowerDirector16の話です。毎年1回程度バージョンアップされていますが、基本的にはどのバージョンでも同じです。

今年はブログ撤退して動画にはまる予定ですので(笑)、動画編集ソフトをバージョンアップしてみました。お金はなくても必要なものには投資するのがポリシーです(笑)。

動画編集ソフトはCyberLink社のPowerDirectorをバージョン8の頃から使っていて、今まではバージョン10をしつこく使い続けてました。まあ普通に編集するだけならそれで十分だったからです。しかし最近はスマホやアクションカメラの普及に伴って、それに対応した新機能がずいぶん増えましたので、そろそろバージョンアップするかということになりました。いつの間にかバージョン16まで行ってたんですね・・(^_^;

ところでPowerDirector以外でも最近人気のFilmoraというソフトにも興味がありまして、両方とも体験版をインストールして比較してみました。価格的にはFilmoraの方が少し安いので、もしFilmoraの方が良ければそっちに乗り換えようと思ってたのです。

両方使ってみた感想ですが、Filmoraの方が機能がシンプルであり直感的に操作できる感じですね。テンプレートや音楽素材も豊富に用意されているので、初心者でも手軽にカッコいい動画を作成できるのが売りみたいです。その反面、込み入ったことをしようとすると機能的にはちょっとショボい感じがします。一方PowerDirectorは昔から使っているので慣れていることと、やりたいことが全部できる小回りの良さが気に入りました。操作性的には同じメニューが複数の場所にあったりして、ちょっとゴチャゴチャした感じはするんですけどね・・

それで決め手になったのはエンコードの速さでした。Filmoraの方は1280×720のMP4を出力するだけでも結構時間がかかったのですが、PowerDirectorの方が少し速かったです。しかもハードウェアエンコーダーを有効にすればうちの非力なPCでも結構な速度で出力してくれました。動画ってとにかくエンコードに時間がかかりますので、少しでも速い方がいいですよね・・。まあ手軽にカッコいい動画を作りたいという人にはFilmoraの方が向いていると思いますので、それはお好きな方を選べば良いと思います。

ところでPowerDirectorにはUltra版とUltimate版というのがありまして、付属するソフトやコンテンツの違いだけで基本的には同じものです。普通に使うだけならUltra版で十分ですが、ダウンロード版でも通常価格が11,680円するんですね。少し前まで年末年始セールで値引きやってましたが、普通に買うとそのくらいします。動画編集ソフトにちとそこまでかけられんよなぁ・・。一方、Filmoraの方は定価が7,980円、Vectorで買うとなぜかその5割~6割くらいで買えたりします。

それじゃやっぱりFilmoraにするか・・ということにもなったのですが、ネットで検索してたら偶然にもAmazonで買うと安いという情報を発見。すぐにAmazonで調べてみればアップグレード版が何と6,557円でした。しかもパッケージ版なんですよ。どういうわけかダウンロード版の方が高い(笑)。さらにプライム会員は10%の割引が適用されて5,901円になります。最近パッケージソフトって長いこと買ったことないですが、やはりDVDメディアが手元にある方が安心ですよね。しかも200ページ超の製本マニュアルが付いてきます。


※PowerDirector2024が出ましたので差し替えました。

ちょっと気になるのは、これが乗換え・アップグレード版だということ。僕の場合はすでにPowerDirector 10を使っているので全く問題ないのですが、一応建前上は他のCyberLink製品または他社製の動画編集ソフトを使っていることが条件になります。ソフトの指定は一切ないので非常にアバウトです。ということはインストール時に自動でチェックしてるわけではないので、実際には通常版と全く同じもののようです。もちろん機能的にも一切違いはなく、箱にシールが貼ってあるだけの違い(笑)。なぜわざわざ複数の版を作る必要があるのか全く意味不明ですが、Amazonのカスタマーレビューを見てもノーチェックでインストールできたという声が多数あります。確かバージョン10にアップデートしたときは旧バージョンのシリアルを求められたと思うのですが、今回はそれも一切なく、普通に新しいシリアルを入力するだけであっさり認証されました。ユーザー登録のときも旧シリアルの入力は必要なく、もちろん他社製のソフトを使っているかどうか尋ねられることもありませんでした。

僕の場合は旧バージョンのユーザーなのでもしかしたら自動的にチェックされていたなんて可能性もなきにしもあらずですが、いろんな情報を総合するとそんな可能性はまずなさそうです。一応、乗換え版と名乗っているわけですから、他社製のソフトがあろうとなかろうといちいちチェックまではしてないものと思われます。まあ絶対大丈夫とは保証しきれませんので、買って使えなかったと言われても困るのですが(笑)、欲しい方は自己責任でトライして下さい。おそらく利用規約上の形式的なものだろうと思いますが、CyberLink製品ならPowerDirectorに限らず何でも良いことになっているので、DVD-RライティングソフトとしてよくバンドルされているPower2Goでも入っていれば良いわけです。たぶんそのくらいはどんなPCでも入っているでしょう。

というわけでお得意のAmazonで注文してすぐ届いたのですが、やっぱり紙のマニュアルがあると良いですよね。今まで使い方がよくわかってなかったのですが(笑)、これで一通り機能を理解することができました。

今回バージョンアップしようと思った一番大きな理由は、スクリーンレコーダーが付いていることです。これはPCの画面を音声付きで取り込めるものですが、たとえばソフトの操作説明などをやろうと思えばこれがないとできないわけです。一応フリーでもありますが、複数のソフトを組み合わせるのはめんどくさいので、直接取り込めるに越したことはありません。


スクリーンレコーダーでは画面全体、ウィンドウ全体、矩形領域などを指定して取り込むことができます。しかもナレーションと合成することも可能です。

そしてスマホ時代を反映して縦長動画も編集できるようになりました。今まで動画の回転というのがなぜかできなかったので、これは嬉しい進化です。

また最近流行のアクションカメラ向けの機能もあり、広角レンズにつきものの歪曲を補正したり、強力な手ぶれ補正機能も搭載されています。あと360度カメラの編集もできるようになりました。


レンズ補正はカメラ別のプロファイルを選ぶと全自動で補正できます。プロファイルがない場合は手動での補正も可能です。


昔アクションカメラで撮った車載動画に歪曲補正と手ぶれ補正を適用してみました。前半は補正なし、1:46~が補正ありの比較になってます。プロファイルのないカメラですが、手動でも歪曲はかなりきれいに補正されますね。手ぶれ補正は一応効いているようですが、もともと振動が酷いので完全とは言えませんね。それよりはこんにゃくの方が気になります。手ぶれ補正を適用すると画角が狭くなり、解像度が若干低下するのが欠点のようです。

これでまたアクションカメラにはまらないように気をつけなければ・・(笑)。思ったんですが、車載動画より自撮り動画の方が面白くないですか? どう頑張っても車載動画は振動との戦いだし、無駄に長い動画は誰も見てくれませんからね(笑)。それよりは景色の良いところでセルフやらせ動画を撮った方が雰囲気のある作品になると思いますよ。

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