2日目は移動日としまして、3日目は古座川から太平洋に抜けてまた戻ってくるプランを考えました。当初の予定では県道224号から県道38号へ抜けようと思っていたのですが、この224号というのが凄い険道らしく、途中に車両通行不能の部分があります。それを知らなかったのです。ネットで調べてみるとこれは自転車でも絶対無理。というわけでルート変更して県道39号の里川からコカシ峠へ抜けるプランを考えました。まあこの道は2年前に一度走っているので面白味には欠けるんですけどね・・
スタート地点は道の駅一枚岩から。午前8時前に出発します。水を忘れて取りに戻ったのは内緒です(笑)。
一枚岩トンネルを抜けると天柱岩という奇岩が見えてきます。
R371をさらに進むと県道39号和深方面との分岐に着きます。ここを左折して橋を渡ります。
三尾川に沿って緩やかに上っていくと串本町に入り、里川地区で比曽原方面への道と分岐します。ここを右折して比曽原へ向かいます。
比曽原集落、といっても発泡スチロール工場しかないんですが、その裏手にある和深小学校里川分校を2年ぶりに再訪。何も変わってませんでした。この廃墟感は何度見ても素晴らしい・・(笑)
そこからもう少し進みますとわずかな民家があります。何てのどかな風景なんだろう・・
比曽原川に沿った道は町道のようですが、一応舗装されています。とても良い感じの道です。
野生の藤も咲いております。
途中「大滝」という滝があるため、川沿いにしては結構な急勾配を上っていくと大鎌の集落に着きます。ここもわずかな民家があって一応人は住んでるんですけど、何の物音もしない静けさに包まれています。二本の巨木がある神社が良い雰囲気でした。
大鎌から南へ延びる道は林道大鎌椎平線といい、R42の大平見へ抜けられるようです。これを通れば多少のショートカットにはなりますが、かえって上らされるのでコカシ峠まで回ります。
大鎌からコカシ峠までは上地谷に沿ってあと140mほど上ります。勾配はほぼ一定しており、そんなに激坂はありません。
やっとコカシ峠に着きました。標高330m、本日の最高地点です。ここは晴れてるともろに逆光になるので、写真に収めるのが難しいですね。狭い道ですが、やたらとダンプカーの往来が多いので対向注意です。
コカシ峠から江住へ下ります。峠の北側は2年前に通りましたが、南側は初めてです。峠のすぐ下からちらっと太平洋が見えるポイントがあります。標高330mと言っても海から正味ですからね、逆に上るのは結構大変ですよ。
バビューンと下ってすさみ南ICを通り過ぎ、JR江住駅に着きました。
江住駅近くのR42沿いに新しいローソンができています。ここで昼食用の食料調達しました。休憩コーナーもあって良さげですね。
江住からはひたすらR42を走ります。一度走ってるからわかってますが、とにかく坂が多い。せいぜい30~40mなんですが、上ってるか下ってるかどっちかです。何回上ったのかいちいち数えてられません(笑)。和深を過ぎて田子駅の待合室でたまらず休憩。ついでにお昼も食べました。
田並から二つのトンネルを抜け、たぶん最後の坂を下ると串本海中公園に出ます。ここでも一応休憩。といっても缶コーヒー飲んだだけですが(笑)。ここには前輪を挟むタイプのサイクルスタンドがありましたよ。
串本の町と潮岬の半島が見えてきました。この先、串本までは唯一と言っていい平坦区間になります。しかし今度は強烈な向かい風で進まない。坂はわかってるからまだ許せるけど、向かい風は聞いてないぞ! ええ加減にしてくれと文句が出てきます。
高富でR371古座川方面と分岐します。これから峠越えですけど、やっと向かい風から解放されると思うと嬉しかったです(笑)。
R371はずっと緩やかな上りが続きます。古座からの県道38号がメインルートになってるんでしょうか、この道はほとんど交通量がないですね。一応ここも初めて通る道です。峠は標高150mくらいで名前はないようです。
無名峠を越えると古座川まで一気に下り。県道38号と合流すると道の駅まであと2.5kmです。
橋の上から見る古座川はきれいですね。
午後2時前に道の駅に戻ってきました。朝は逆光で写真撮れませんでしたが、この時間は一枚岩がきれいに見えています。しかしデカい!
古座川を走ったのはかなり久しぶりですが、まだまだ行きたいところはありますね。ただここまで来るのは一番遠いんですよね。コース的にも行き止まり路線が多くてなかなかプランを組みにくい・・
走行距離 | 57.07km | 移動時間 | 03:31:32 |
移動平均速度 | 16.0km/h | 最高速度 | 49.7km/h |
獲得標高 | ↑837m ↓834m | 出力エネルギー | 1012.7kJ |
平均パワー | 76.8W | 最大パワー | 234.5W |