地図ロイドと轍ONLINEがコラボ!

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Androidアプリデジタルガジェット

登山者やサイクリストの間で人気のAndroid地図アプリ「地図ロイド」が「轍ONLINE」と連携し、より一層便利に使えるようになりました。今回実装された新機能は、現在地図に表示されている付近にあるレポートを轍ONLINEから検索し、直接ブラウザで閲覧したり、地図ロイドにトラックを取り込んで利用できるというものです。この連携機能についてご紹介します。

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まず地図ロイドの画面で検索したい場所の地図を表示させます。おおよそ地図に表示されている範囲が検索対象となりますので、ピンポイントで検索したり、広域的に検索したりすることができて大変便利です。

目的の範囲を表示したら左端にある「稲妻アイコン」をタップします。

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するとトラックログの画面になりますので、「外部」タブの中にある「轍ONLINEから検索」ボタンをタップします。

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轍ONLINEに検索がリクエストされ、おおよそ地図に表示されている範囲にあるレポートの一覧が表示されます。表示順は現在のところ評価ポイントの高い順(情報量の多い順)となっています。

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レポート一覧から目的のレポートをタップするとトラックのサムネイルが表示され、ボタンが現れます。ここで「ブラウザで開く」ボタンをタップするとブラウザが起動して轍ONLINEの該当ページにジャンプします。轍ONLINEのレポートではスクロール地図のほか、プロフィールマップや写真付きコメントなどすべての情報を見ることができます。

以上が普通の使い方ですが、「ルートとマーカーを地図ロイドに保存」ボタンをタップするとデータを地図ロイドに取り込んでさらに便利に利用することができます。

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もう一度トラックログの画面を開いて「最近の30件」タブを開くと、今取り込んだトラックが先頭に表示されています。

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上の画面で「標高の設定(GPX)」ボタンをタップすると、国土地理院のデータを用いて高度データを補正するといったマニアックなこともできます。GPSの精度が悪くて高度が暴れている場合には有効でしょう。

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また「地図に表示」ボタンをタップすると、取り込んだトラックが地図上に表示されます。ここでプロフィールマップを見ることもできます。さらにマーカー(ウェイポイント)の情報も一緒に地図上に配置されます(レポートにポイントが含まれている場合に限ります)。

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それぞれのマーカーをタップすると情報ウィンドウが開いて説明を読むこともできます。

以上が基本的な使い方ですが、現地で付近のトラックを検索して地図ロイドに取り込むことにより、他の人がたどったルートを参考にすることができるので面白いと思います。速やかに実装していただいた作者様に感謝します。

ただ、せっかくの新機能も肝心の情報量が少ないと役に立ちません。残念ながらヤマレコやルートラボに比べれば情報量は足下にも及びません。現状では地域的な偏りが大きく、特に北海道や沖縄など、情報がスカスカの空白地帯も存在します。より有用性を高めていくためには今後の情報充実が欠かせませんので、付近にお住まいの方や旅行された方はぜひレポート投稿にご協力をお願いします。

この手のWebサービスは先手必勝というのが鉄則でして、後発はどうしても不利になるのはわかってます。誰でも知名度があって情報量の多い方へ流れるのは必至でしょう。ただその中で伸びていくためには独自性を打ち出していかなければならないわけです。それじゃヤマレコやルートラボに比べて何が良いのか?ということをアピールしなければなりません。はっきり言って技術的には劣ってますし良いことなど何もないかもしれません(爆)。ただ、あえて言えばヤマレコは当然登山のレポートしか投稿できませんが、轍ONLINEは何でもありです。自転車、バイク、自動車、鉄道、飛行機、ボートなど何でも歓迎します。まあルートラボも何でもありですけど(笑)、写真は投稿できませんよね。轍ONLINEの特徴はひと言でいえば、何でもありで写真付きのレポートを作成できるということです。さらにそれがWindowsアプリと一体化しているので編集が便利だということですね。

まあAndroidとWindowsという限られたシステムでしか使えないので利用者が偏ってしまうというのが最大の弱点ではありますけどね・・(汗)

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