今日のルートは足摺岬から宿毛駅までの約60kmの道のりです。距離的には大したことはありませんが、宿毛から高知まで輪行で移動することになっているので、乗り遅れないために時間制限付きです。宿毛駅に14時過ぎには着いていなければなりません。あまり観光などしている余裕はないと思われます。しかしYHの朝食は6時半からできるということなので、8時には出発することができ、これが大いに余裕を生むことになりました。
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足摺岬から土佐清水まで海岸沿いの県道27号で行きますが、なるべく新道を通らずに旧道で行くのが楽するコツです。旧道は60m前後の高さを保っているのであまりアップダウンがありません。でも松尾のあたりでは間違えて新道に入ってしまい、ちょっとだけ上らされました。
あちこちで絶景が広がるのでついつい写真を撮ってなかなか進みません。
そして臼碆というところで自転車を置いて遊歩道を歩いていきます。ほんの3分も歩くと展望台に登り着きます。ここからの眺めは360度さえぎるものがなく最高! 足摺岬より絶対いいです。しかも誰もいません。ここへ来たらぜひ登ってみて下さい。
臼碆を過ぎるといったん海岸まで下ろされます。大浜では新道に入らずに旧道を通ります。次の中浜の集落には中浜万次郎生誕の地の碑があります。何か祭りでもあったのかな、大漁旗がたくさん揚がってました。
結局また新道まで上るわけですが、こんな変わった標識が・・
あとはほぼ下りで、まもなく土佐清水港が見えてきます。
土佐清水の街で食料を調達した後、R321に出て市街を抜けていきます。そして松崎海岸というところを通ります。
このあたり板状に割れた岩がずっと広がっています。
下益野でまた一山越えて竜串に着きました。細長い串のように見える奇岩が特徴の名勝ですが、ここも何度も来てるので観光はそこそこに済ませます。一周する遊歩道がありますが、時間がないので入口から少しだけ見て引き返しました。そしてついでに休憩所で昼食。一応目標の11時半までに出発します。
竜串からもう2kmほど走って下川口で県道28号に入ります。こちらは山の中の峠越えになりますが、距離的にはR321より10kmほど近くなります。
県道28号は宗呂川に沿ってゆるやかな上りが続きます。ほとんどわからないくらいの上りなので平地と変わらないスピードで走れます。出合までは改良された2車線道が続きます。
出合で県道344号と合流した後、渓流沿いの狭い道に変わります。ここから上りが少しきつくなってきます。
そして土佐清水市と宿毛市の境が峠になっています。名前はないようです。標高は160mほどですが、意外と急勾配でした。
福良川に沿っての下りは非常に快調。やはり海岸沿いのアップダウンより、一度上って下るだけの方が楽だし時間も稼げます。
福良で再びR321に合流すると、宿毛まであと8kmほど。まだ13時前、時間的にも十分余裕がありそうです。
田ノ浦ではアップダウンを避けて旧道を迂回します。こちらは海の眺めが良好です。
道の駅にちょっと寄った後、13時半に宿毛駅に到着しました。発車時間までまだ1時間あります。卯之町からスタートした第1ステージもいよいよここで終了となります。
土佐くろしお鉄道中村~宿毛間は割と最近開通したので乗るのはこれが初めてです。14:35発の中村行き普通に乗り込みます。1両編成のワンマン列車です。
中村にて5分連絡で特急に乗り換えます。車両一番後ろの特等席をゲット。さすがに特急は速い! 高知まで2時間かからないんですね。鈍行乗ってるのがアホらしくなってくるほどです。1550円は値打ちあります。
YH最寄りの円行寺口駅は特急が停まらないので、一つ手前の旭駅で降ります。再び自転車を組み立ててYHまで走ります。GPSのおかげで迷うことなく、1.5kmほどで高知YHに着きました。ここは新しくできたのでとてもきれいです。久しぶりに賑わっているYHでした。
コメント
かつおのたたき! 大好きです。
今回は食べてないなぁ・・(^_^;
これだけ晴天が続いたのは奇跡です。
竜串から先はトンネルが多くて海もあまり見えないですしね、単に近道したいという理由で県道を通りました。(^_^;
SORAさん、こんちわ!
いいですねぇ…。気候も天気も上々で最高のサイクリング気分だったでしょうね?うらやましい限りです。
釣りクラブの先輩が土佐清水市内に住んでまして、よく家で本場のかつおのたたきをご馳走になりました。この写真を見ていると、なぜかその味を思い出しました。
足摺から宿毛にはサニーロードって言われる国道じゃなしに県道を走られたんですね?…なるほど。
321号は狭くてトンネルも多くて危険ですからね。