越前海岸ってそんなに遠くないのですが、記録に残っている限り自転車で走ったのは1993年10月の一度きりなんですよね。実に32年も前、最も初期の頃です。
最近も車では何度か通ったことがありますが、自転車では一度もない。確かにここって全部通して走ろうとすると山側を周回するしかないわけで、結構な距離と標高差になります。それで敬遠していたような気がしますが、ここって海岸線特有のアップダウンがほとんどないため、ピストンしてもそんなにしんどくはないんですよ。
というわけで、午後からちょっと走れるくらいの距離で、一番ハイライトの部分を往復してきました。
GPSログ
レポート
前回は南側から北上して山側へ迂回しましたが、まだ走ってないルートも含め、北側から越前岬まで往復することにしました。
出発が12時なのであまり長距離は走れませんが、越前岬からの距離を逆算するとスタート地点は鉾島園地にするのが良さそうです。ここから越前岬まで片道18km、午後からちょっと走るには適当な距離です。鉾島園地には駐車場とトイレがあります。すぐ前に見える鉾島は柱状節理が見事な景観をなしています。
国道305号を南へ向かって進みます。海岸と反対側を走っているので、行きはできるだけ止まらずに呼鳥門まで突っ走ります。写真は帰りにゆっくり撮ることにしましょう。
途中で唯一立ち止まったのは「足見の滝」という場所。ここは山側にありますので先に撮っておきました。
途中すっ飛ばしまして、目的地の呼鳥門に着きました。1時間かかりませんでした。越前海岸の代表的な景勝地ですが、平日なので観光客は少ない。崩落防止のためなんだろうけど、金属のネットがちょっと目障りなんだよなぁ。
呼鳥門からもう一つトンネルを抜けて、次の玉川トンネル手前を折り返し地点とします。一応この辺が最も西に出っ張った場所のはず。海岸ぎりぎりを通る旧道は岩盤崩落のため今は通れません。
折り返しまして、ここが越前岬展望台への入口です。とんでもない激坂ですので行きません(笑)。
呼鳥門付近の海岸はワイルド感たっぷり。
ずっと走ってきた海岸線が見えますね。
大味の分岐を過ぎて弁慶の洗濯岩という景勝地。四国の竜串をスケールダウンしたような感じかな。
弁慶の洗濯岩からすぐ近くにある「神の足跡」。白い部分が人の足跡のように見えることからそう呼ばれています。
ほとんど帰ってきましたが、大岬園地から見える岩。特に名前はないようですが、かっこいい岩ですね。
2時間半で鉾島園地に帰ってきました。光の向きが変わって西側から光が当たるようになりました。こっち側から見ると全然違う形に見えるのが面白いですね。
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