龍王山周回コース

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登山

長かった寒波が去って春の暖かさがやってきました。そろそろ登山の復活に向けてトレーニングを始めなければ。もう半年は歩いてませんからね、ちゃんと歩けるのだろうか?

久しぶりなので手近で登りごたえのあるところを考え、天理市の龍王山に登ってきました。笠方面からも登ることはできるんですけどね、それではほとんど登りもないのでトレーニングにもならない。そこで最も一般的な長岳寺からのルートで登ります。コースが南北2本あるので、行きと帰りで道を変えて周回コースが取れます。ここを歩くのは3度目かな?

GPSログ

レポート


スタートは天理市トレイルセンターの近くにある市営駐車場から。天理市には無料駐車場がたくさんあるので助かります。


長岳寺の山門から参道を抜けて突き当たりを左へ曲がると「龍王山」の看板があります。この後すぐ右に曲がるとあとはもう一本道です。


狭い舗装路を登っていくと、鉄板の橋と石仏のあるところから登山道が始まります。


最初のうちは風化した花崗岩が溝状に掘れたところを登っていきます。階段やロープもあり、結構急な登りが続きます。


コースの中ほどには不動明王像が立っています。


北側のコースは途中2ヶ所にベンチがあります。


尾根上に出てちょっと緩くなったと思ったらまた階段の急な登りが続きます。


南側のコースと連絡する水平道が分岐します。ここまで来れば林道までもうちょっと。


見慣れた龍王山林道に出てきました。この場所には公衆トイレもあります。


いつもは林道を終点まで歩いて、そこから山頂へ登っていたのですが、今回初めて柳本龍王社を通るルートを登ってみました。こちらの方がショートカットになり、若干近いようです。


林道から入ってしばらく行くとこの二股分岐があります。ここはうっかり直進しそうになりますが、矢印が示す通り左の道へ入ります。


ちょっと登ると柳本龍王社が現れました。周りには注連縄が張り巡らされ、神域であることを示しています。ここから道がちょっとわかりにくいのですが、注連縄の左手にある踏み跡を登っていきます。ピンクリボンが付いているのでわかると思います。


見慣れた林道終点から来る道とここで合流します。あとは階段を登ればもうちょっとで山頂です。


龍王山は標高585.5m。二等三角点が設置されています。ここまでトレイルセンターから休憩込みで1時間30分でした。


山頂からは奈良盆地を眼下に眺め、遠くには金剛・葛城の山並みが見えます。しかし今日は晴れてるのに空が白っぽい。最近こういう日が多い気がしますね。これは花粉なのかPM2.5なのか、視界がほとんど効きません。何度も来てますが、これほど視界が悪いのは初めて。晴れてれば明石海峡大橋が見えるはずですが、とても見えそうにない。


山頂にはこの前の雪がわずかに残ってました。


龍王山は中世に山城があったところで、北城と南城に分かれて存在します。そのため山頂部は平らな台地になっています。


山頂でお昼を食べて1時間休憩したらもう一度龍王社まで戻り、林道の公衆トイレのある場所から今度は南側の登山道を下ります。この道は崇神天皇陵の前に出てきます。こちらの方が距離が長いため、傾斜はやや緩やかで下りに使った方が楽です。


最初は階段があって歩きやすかったのですが、中盤は岩のゴロゴロした歩きにくい道になります。膝に来るので大幅にペースダウン。


だいぶ降りてきました。トレイルセンターまであと1.5kmです。


左手にフェンスが現れると舗装路に変わります。落ち葉に覆われているところもありますが、下は舗装されています。


見慣れた山の辺の道の展望所に出てきました。すぐ前が崇神天皇陵です。


櫛山古墳の濠越しにさっきまでいた龍王山を見上げます。もうすぐトレイルセンターです。

下りはほぼ休憩なしで1時間20分ほど。だいぶ膝がガタガタになりましたが、膝痛は全く出ませんでした。やっぱり腸脛靭帯炎は完全に治ったと思っていいのかな。筋肉痛のダメージもなし。下から登ると標高差500mありますので、結構登りごたえはありますね。いいトレーニングになりました。

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