ロードバイク物欲勃発

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ロードバイク自転車

物欲か?断捨離か? まだ結論は出ていないんですが、すでに次のロードバイクを物色しはじめております。某量販店へ実車も見に行ってきました。実車を見ちゃうともうダメですね、「やっぱり新車はええなぁ~、うっ、欲しい!」。この時点でもう後戻りできないのかもしれません。(爆)

それで恒例の迷いモードに突入ですよ(笑)。ネットで情報を収集してはスペックを詳細に比較していきます。この作業が物欲を限りなく増幅させていくんですね・・(爆)

とは言いましても、自転車以外に買いたいものがいっぱいありますので、自転車に使える予算は非常に限られております。本来なら自転車は最も優先順位の低い投資先のはずでした。利益をまったく生み出しませんから・・(笑)。そもそも一ヶ月前までまさかロードバイクを買うなんて夢にも思ってなかったんですよね。その頃はノートPC物欲がふつふつと沸いてたんですが、結局外で使うことなんかないやん!ということがわかり、急速に萎みました。それで浮いた予算がロードバイクに向かったというわけです。(笑)

しかし、もともと非常に厳しい財政事情ですからそんな潤沢に予算を使えるわけもなく、普通のローディーが乗っているようなクラスの高級車なんて買えるわけがないんですね。どうせ買い換えるならワンランク上を狙えだとか、コンポは最低105以上じゃないとクソという人が必ずいますが、そういう意見は一切受け付けません(笑)。どうせすぐいいのが欲しくなるんだから・・という決まり文句は初心者に対して言うものであって、すべてをわかった上で選ぶんですから自分が納得できればそれでいいんです。少なくとも今のロードと同等であれば十分というのが一つの目安です。

それでは最初にずばり予算を言っておきましょう。価格と言っても税込なのか税抜なのか、値引きの有無によっても違いますが、ここでは税込で値引きも含めた総額で考えることとします。ズバリ言いますと、予算は12万円!です。おそらく普通のローディーの方は「安っ!そんなのロードバイクとちゃうやん!」と一蹴するでしょうが(笑)、これが自分に出せる精一杯の金額なんです。逆立ちしてもそれ以上は出てきません(爆)。これは絶対です。したがって、この予算の中で最も満足できる一台を選ぶことが至上命題となります。

予算を12万円で考えた場合に、求める条件について考えてみます。当然、どんな使い方をするのかによっても求めるスペックは変わってきます。今のロードが105の8速仕様、MR-4がTiagraの9速仕様であることを前提に羅列してみましょう。

・レースには100%出ない(ロングライド系イベントはあるかも?)
・走行距離は100kmが限界
・平均速度は20km/h台しか出ない
・貧脚なのでクランクは50x34Tが必須。スプロケも30Tは欲しい。
・フレームはアルミ主体(クロモリは屋外放置で錆びるので避けたい)
・コンポは10速Tiagraが最低条件
・重量は9kg台前半が望ましい

ではこの条件に合うもので僕の目に付いたモデルを挙げてみます。写真はメーカーのHPからいただきました。

giant_tcr1
GIANT TCR1 115,000円(税抜)

コスパの高さではやっぱりGIANTですね。コンポはTiagraを主体としており、スプロケは12-30Tがセットされているので貧脚でも安心です(笑)。重量は9.1kgで文句なし。白地にブルーのカラーリングも気に入りました。ただブレーキがテクトロなのがちょっと・・。ホイールも安いクロスバイクと同じものが付いているので、しょぼいことは間違いありません。やっぱりそれなりにコストダウンはされてますね。

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GIANT DEFY2 115,000円(税抜)

TCR1と同価格ですが、こちらはTCRよりコンフォート向けに振ったジオメトリーになっています。前傾の緩いポジションを取れるので長時間乗っても疲れにくいとされ、ロングライドやツーリングには適しています。レースに出ないんならこちらの方が良いかもしれません。ただシートステイが少し下から出ている独特のフレーム形状は個人的には好きでないので、やはりTCR1の方がシルエットは美しいと思います。

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FELT F85 124,000円(税抜)

FELTもコスパの高いメーカーですが、10%値引き込みでギリギリ12万円です。これもコンポはTiagraメインですが、ブレーキはやはりノーブランドでコストダウンしています。ホイールもしょぼそうですね。ジオメトリー的にはバリバリのレース仕様なんで、レースに出るには向いているかもしれませんが、前傾がきつすぎるのは疲れてしまいそうです。それとカラーが地味なのが残念。黒も悪くはないんですが、風景の中で埋もれてしまうので個人的には好きじゃないんですね。

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RALEIGH CRN Carlton-N 112,000円(税抜)

RALEIGHは英国の老舗ブランドですが、日本ではアラヤがライセンス提供を受けて独自に製造販売しています。クラシカルテイストあふれるクロモリバイクで、やっぱり細身のホリゾンタルフレームは美しいですね(490以下はスローピングになるようです)。この渋いブルーもかっこええですね。この価格ではあり得ないほどコスパが高く、コンポはブレーキとハブに至るまでフルTiagra仕様で、さらにSTIレバーは105にアップグレードしています。105だとシフトワイヤー内蔵式なのでフロントバッグの装着も可能になります。クロモリなのがちょっと気になりますが、コスパの高さとほぼ一目惚れでこれに決めかけました。ところが重大な問題が・・。やっぱりコスパの高いモデルは人気があるんですね、すでに完売してメーカー在庫もないようです。残念・・

Farna_700Tiagra
KhodaaBloom Farna 700-Tiagra 110,000円(税抜)

彗星のように現れた大本命がこれですよ(笑)。僕も最初はコーダーブルーム?何それ?状態でしたが(笑)、調べていくと日本のホダカというGIANT傘下の会社が企画開発していて、日本人のニーズに最適化したバイク作りを売りとしています。生産はGIANTに委託しているようです。天下のGIANT製なら品質も安心できますね。これのすごいところは、この値段でフルTiagraどころかブレーキは何と105が付いているんです。このクラスだとほとんどのモデルがブレーキだけノーブランドでコストダウンしているんですが、これは非常に大きなポイントです。やっぱりブレーキだけは105以上でないと怖いですから・・。重量は9.2kgで文句なし。ホイールもこの値段としては良いものが付いているようですし、とにかくコスパ激高のモデルです。白地にオレンジラインのカラーリングもかっこよくて気に入りました(写真のスローピングがきつく見えるのはサイズが395だからです)。

ジオメトリーを詳細に比較すると、これってGIANTのTCR1ときわめて類似していることがわかります。わずかにコンフォート寄りの味付けがされているくらいの違いです。フレーム形状を見てもGIANTのOEMであることは確実でしょう。したがって実質的にはTCR1をさらに安くしてブレーキも105が付いてくるという超お買い得モデルになっています。TCR1を買うなら絶対こちらの方がお得でしょう。

これでもう迷いは消えました。12万円で最も満足できるモデルを選ぶという難題にはこれしかあり得ません。特にブレーキの105は絶対外せません。ただこう言うと「ブランドイメージが・・」という人が必ずいるんですね(笑)。日本人はとかく海外ブランドをありがたがる傾向がありますね。何でも国産がもてはやされるご時世に、なんで自転車だけは国産ブランドが人気ないんでしょうか? ロードバイクって名前で乗るもんですか? 僕は中身さえしっかりしていればどこのでもいいですよ。

これで決まったと思ったんですが、後からちょっと目移りするモデルが見つかりました(笑)。一応それも書いておきましょう。

garneau_axis5
GARNEAU AXIS 5 120,000円(税抜)

ノーマークだったGARNEAUですが、この6月に新型Tiagraを搭載した2016年早期モデルを出すようです。新型では上位グレードと同じくシフトワイヤー内蔵式になったため、フロントバッグの装着が可能になります。まあそれくらいの違いです。ジオメトリー的にはかなりコンフォート寄りの性格になっています。新型Tiagraをメインで採用して値段もリーズナブルですが、やっぱりブレーキはテクトロなんですね・・。それとフォークがカーボンでないことが気になります。重量を公表してないということは、やっぱり重いんじゃないでしょうか?

merida_scultura_400
MERIDA SCULTURA 400 139,900円(税込)

恥ずかしながらMERIDAが台湾のメーカーだったということを初めて知りました(笑)。日本ではミヤタが取り扱ってるんですね。これ105メインで何と税込14万円なんですよ。さすがは台湾メーカー、すごいコスパですね。10%値引きで126,000円という非常に微妙な値段になります(笑)。少々予算オーバーですが、正直これがフル105だったらさすがに心が揺らぎました。でもそんなに甘くはないんですね。よく見るとクランクは一応シマノですがRS500という無印の廉価版が付いており、ブレーキはメリダオリジナル、というかどうせテクトロのOEMでしょ? やっぱりこの値段でフル105はあり得ないんですね。ブレーキをケチるのだけはやめてほしいです。

というわけで、KhodaaBloomの1位は揺るぎませんでした(笑)。あとは買うのか買わないのかだけの問題です。買うものが決まってるのに買えないのは辛いですね(爆)。買っても乗るの? カメラと一緒で欲しいだけやろ? これから自問自答の日々が続きそうです。(爆)

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コメント

  1. kishi より:

    完成車を買う以外にも方法はありますよ。中古の程度の良いフレーム・パーツを買って組めば、12万あれば、フルカーボン、105コンポで実現できますよ。ホイール等問題のないパーツは当面は今のロードのものをそのまま使えばいいわけだし。
    ダンシャリとして、MR-4やLGS-POPもバラバラに売ってしまうのもいいでしょう。MR-4なんてヤフオクでそこそこの値段がついてますよ。そうして自転車も1台に絞ったほうがいいんじゃないですか。

  2. タケヘイ より:

    バイク選びは楽しいですよね。
    自分の事でなくても、読んでいるとわくわくしますw
    ラレーはCP抜群ですよね。
    ロードはもちろんのこと、以前ラインナップに
    あったMTBもかなりの高コスパでした。
    続きを楽しみにしております。。

  3. SORA より:

    @kishi さん

    中古は考えないんです。この際、気持ちよくすべてを新品にしたいんで・・
    それに組み上げる技術もないですし、工具とか揃えてたら結局高く付いてしまいます。
    カーボンは取り扱いがデリケートなので対象外ですね。

    ホイールだけはまだ新しいので残しておこうと思います。安物のR500ですが、それでも完成車に付いてるやつよりは良いでしょ?

    もしロードを買ったらたぶんMR-4は乗らなくなると思うので、売る可能性はあります。
    LGS-POPもいまいち役に立たないことがわかったので、売ってもうちょっといい小径車を買うか、シティーサイクルを買うかもしれません。

    ただ自転車は送れないんでヤフオクは無理なんですね。
    リサイクルショップに売るとタダ同然で取られちゃうし・・

  4. SORA より:

    @タケヘイ さん

    この迷ってる時間が楽しいんですね。こうなるとたぶん物欲はもう止められません。(笑)

    ラレーのクラシックスタイルには結構やられますね。
    見た目だけで逝きそうになりましたよ。(笑)
    ほんとに在庫なくなって残念です。