伊勢志摩ツアー・１日目

JR鳥羽駅

天理8:16発のJRで桜井まで行き、8:58発の宇治山田行き快速急行に乗り換え。桜井で30分近くも待たされ、接続悪いなぁ・・。さらに宇治山田で12分待ち。鳥羽着は10:59になりました。

国道に面した近鉄鳥羽駅ではなく、旧市街に面したJR鳥羽駅側に降ります。なんかこっちは寂れた雰囲気が漂ってます（笑）。階段の横にコンクリートのベンチが数個あり、これが自転車を組み立てるのに非常に具合がよろしい。この駅、気に入りました（笑）。

GPSログはこちら↓

11:20頃、鳥羽駅を出発し、旧市街を抜けて安楽島大橋を渡ります。少しでも足を節約するため、まっすぐの新道ではなく、左折して旧道を走ります。こちらはほとんど上りなし。

再び県道750号に合流し、白根崎にさしかかる手前で「化石発見地」の看板がありました。ここで恐竜の化石が発見されたとか・・。なんかよくわからないけど足跡の化石のレプリカとか置いてありました。

そこから細かくアップダウンを繰り返しながら麻生の浦大橋に着きました。橋の上からはカキの養殖に使う筏がたくさん見えました。この橋を渡ると自動的にパールロードに入ってしまいますが、県道750号線は橋のすぐ下から続いています。実はcancanさんのレポートを見てわかったのですが、歩道をまっすぐ行くと橋の下に降りていってトンネルで橋をくぐります。そこから県道750号線が続いています。県道とは思えないような狭い道です。

麻生の浦大橋からの風景

そして間もなく本浦港に到着しました。港には漁船がたくさん係留されています。こういう風景を見ると奈良県民は興奮してしまうのだ。（笑）

本浦漁港

本浦を過ぎ、鏡浦から山あいをゆるやかに上っていきます。パールロードの下をくぐるとまもなく旅館が建ち並ぶ石鏡（いじか）に到着します。それにしてもすごい難読地名だ・・。パールロードへの取付路と交差するところで思わず左に行きそうになりますが、県道750号は広い道を渡って直進です。

ここから先、国崎（くざき）までまったく車の姿を見ることがありません。並行するパールロードに比べてこちらはアップダウンが少なく、お得な感じのする道です。国崎という集落は二つあるようですが、北側の集落は上をパスしてしまいます。南側の集落でようやく海岸まで下ります。

県道750号・阿児磯部鳥羽線

ここで「鎧崎」の看板を見つけたのでちょっと寄り道してみます。階段を上ると神社があり、その奥に遊歩道が続いています。木立を抜けると小さな灯台が建っていました。その奥に歌碑があります。海の眺めがいいですが、こんなところまで誰も来ません。

鎧崎にて

相差（おうさつ）へ向かって坂を少し上ると、眼下に砂浜が見えます。ここが国崎海水浴場です。

国崎の海岸

ここから相差までは単調な感じの道が続きます。相差はこのあたりでは最も大きな集落で、学校なども集まっています。畔蛸（あだこ）を経て千賀町へ向かう道は改良されて２車線の広い道になっています。千賀町の先で左へ分岐する黒線道に入り、堅子の集落へ下ります。軒先をかすめるようなすごく狭い道です。

堅子の町並み

さてここからが問題の箇所です。地図によると県道47号はここで途切れています。事前にcancanさんに聞いた情報によると橋を渡って工事中の道が続いているそうですが・・。

入江に沿ってどんどん奥へ進んでいくと「的矢3km」の標識があって、新しい橋ができていました。そこを渡るとすでに２車線の立派な道が完成していました。少し山側に迂回するような形で対岸の県道に無事合流しました。

堅子～的矢間はこんな立派な道ができていた

その先はまた車一台がやっと通れるような狭い道です。あとは道なりで行けますが、的矢に出る手前で工事車両が道を塞いでました。通行止めの看板はあったんですが、自転車は何とか通してもらいました。

的矢では海沿いの旧道を走ります。これもまたすごく狭い道です。集落を抜けたところでは渡鹿野島への渡船乗り場がありました。

そして的矢からはパールロードへ向けてちょっとしんどい上りが続きます。標高60mまで上って的矢湾大橋へ。橋の上からは川のような的矢湾が見下ろせます。

的矢湾大橋からの眺め

そしてあとはほぼ下りで志摩スペイン村の横を通って坂崎から県道磯部大王線に入ります。昨年末にも通った磯部大王自転車道でYHへ向かいます。このあたりから向かい風が猛烈に強くなってきました。

磯部大王自転車道

YHへの最後の激坂を上って16時すぎに到着しました。今日の宿泊者は４名のみ。このド平日に４名もいるということがすごいかも・・(^_^;