冬眠明けで登山もリハビリモードでございます。(笑)
昔は大和高原北部にある国見山(680m)が奈良市の最高峰だったのですが、旧都祁村を併合したため宇陀市との境にある貝ヶ平山(822m)が最高峰となりました。展望も全くなく、登っても面白くない山なのですが、まだ登ったことがなかったので練習がてら登ってきました。どうせ展望はないですが、葉が落ちている今の時期の方がまだ少しは期待できそうです。
出発は鳥見山公園の駐車場からです。ここで標高570mありますので、大幅なズルです。(^^; さすがに今の時期は誰もいません。(笑)
鳥見山公園のトイレの横にある「見晴台」の標識にしたがって登っていきます。
5分少々登ると展望台の分岐に着きます。展望台へは登山道とは反対の方向へ少し登らなければなりません。ベンチやテーブルがあって休憩所になっています。ここからの展望はなかなか良く、室生山塊から台高山脈、大峰山脈まで見渡せます。眼下には榛原の市街から奈良盆地までを見渡せ、榛原が高所にあることがよくわかります。展望があるのは唯一ここだけです。
展望台から全く展望のない植林の中を15分少々登ると鳥見山の山頂に着きました。標高734.6mの四等三角点があります。突然出てきた感じですが、この山名板がなければ山頂とも気づかないような場所です。
鳥見山からはどんどん下ります。実際は80mほどなのですが、ずいぶん下ったような気がします。鞍部のあたりは自然林が広がってちょっといい感じです。
鞍部を過ぎると結構急な上りが続きます。やがてこの道標が出てきます。山頂まで340mと書いてありますが、ここから一番きつい上りが続きます。
急なところにはロープが張ってあります。
山頂付近は自然林が多く、木の間からちょっとだけ展望も開けます。
最後の急登を過ぎるとやっと貝ヶ平山の山頂です。鳥見山から40分弱ってところでしょうか。もっと鬱蒼とした場所かと思ってましたが、意外と明るい山頂でした。でも展望は全くありません。
山頂には標高822mの二等三角点があります。この辺としては結構高い山ですね。
帰りは同じ道を下りました。鳥見山への登り返しが結構しつこいです。久しぶりなので膝痛が心配されましたが、最後の下りでちょっと膝に来たものの、激痛とまではいきませんでした。これで往復5km、ちょうど良いトレーニングになりました。