ハンドル交換するぞ!

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カスタマイズ自転車

NESTO GAVELに標準で付いているハンドルは中くらいのフレームサイズ(500)では幅が400mmとなっております。だいたいどこのメーカーでも身長170cm前後が適正のフレームでは400mmが付いてくるのが普通です。

ただ自分はあまり肩幅が広くないので、400mmはちょっと広く感じます。ハンドルが広すぎると腕が突っ張る感じがしてどうも乗り心地が良くない。ハンドルなど身体に直接触れる部分は乗り心地を大きく左右するので、本来は自分の体格に合わせてカスタムすべきものです。

それともう一つ、フレアハンドルの場合は上部に比べて下部が大きく広がっており、下部は何と470mmもあります。これが狭い部屋では横に出っ張ってとても邪魔になるのです。それでもっと幅の狭いものに換えたいと思っていました。

ハンドルのサイズの測り方は一定でない?

実はロードバイクにも同じ400mm幅のハンドルが付いているのですが、こちらはなぜか乗りやすいのです。見た目にも明らかに幅が狭い感じがします。おかしいなと思って幅を実測したところ、上部のブラケット部ではなぜか390mmしかありません。そんな規格のハンドルは普通ないですよね? しかし下部のバーエンド端を測ってみるとちょうど400mmなのです。これはフレアバーではない通常のドロップバーなのですが、上下で微妙にサイズが異なるものなんですね。ということはこの場合、下部で測って400mmということなのだろうと納得しました。普通はどちらで測るのが正しいのかよく知りませんが、たぶんメーカーによってまちまちなのではないかと思います。

幅の狭いフレアハンドルを購入

フレアハンドルで幅の狭いものはあまりないのですが、Amazonを徘徊しているとGORIXのGX-CMM50という型番がヒットしました。380mmと400mmの2種類がありますが、これの380mmを購入しました。

実は去年の10月にタイムセールで安くなっていたので買っておいたのですが、今まで放置されてました(笑)。理由は交換がめんどくさいからです。ハンドルの交換って、バーテープをほどいてまた巻き直さないといけないし、ケーブル類もビニールテープを剥がして外さないといけないので一番めんどくさいんですよね。それで今まで放置されていたというわけ。まあちょくちょく乗っているとあまり触りたくないんですよね。しかし来週からいよいよ冬が本気を出してきて2月中旬頃まで乗れそうにないので、この辺で思い切って交換に着手することにしました。


こちらが購入した商品。フレアバーですが、フレア角は小さめなので下部の幅は440mmに収まっています。これで場所を取る問題も少し解決されます。自分的にはフレア形状があまり極端でない方が好きです。

リーチとドロップも大事

ドロップハンドルのリーチとは、上のフラット部からカーブの先端までの長さを指します。一方ドロップというのは上部バーと下部バーの落差を指します。実は幅が同じハンドルでもリーチとドロップの違いによって乗り心地は大きく変わります。これも体格に合わせて調整しなければなりません。

GAVELのファーストインプレッションの時にも書いたんですが、純正のハンドルはなぜか遠いような気がして測ってみるとリーチが85mmありました。これはロードバイクの75mmより10mm長いんです。ステム長は同じなのに遠い気がしたのはそのためだったんですね。そこでステムを10mm短くしてポジション調整しました。

しかしステムを短くするとハンドリングがクイックになるなどの弊害が出るため、むやみに短くすることは好ましくありません。やはりステム長はロードバイクと同じにしてリーチの方を近くする方が望ましいのです。

同様にドロップも実測してみると、ロードバイクより10mm大きいことがわかりました。ドロップが大きいと下ハンを握った時の落差が大きくなり、前傾姿勢が強くなります。自分は前傾が苦手なので、なるべく落差は小さくしたいのです。今回購入したハンドルはそんな要望にピッタリ合致するものでした。

ハンドルのスペックを比較

ロードバイクとGAVELの純正ハンドル、そして今回購入したGORIXのフレアハンドルについてサイズを実測して比較してみました。サイズはいずれも芯-芯で測ったもので単位はmmです。

こうやって見るとGAVELの純正は明らかにデカいことがわかります。これをGORIXに交換すればロードバイクとほぼ同じポジションが出せるので期待大です。もちろんステムは10mm長くして純正の90mmに戻します。

幅の狭いハンドルは空力的に有利

ハンドル幅を狭くすることの副産物として、空力特性の向上が期待できます。空気抵抗は姿勢を低くするより脇を締める方がより小さくなることが明らかになっており、ハンドルを狭くした方が有利です。だからエアロバーというものがあるわけですね。

交換前の写真


とりあえず交換前の写真を撮っておきました。ケーブルの取り回しとか、後からわかるようにする意味もあります。まあ当分乗らないことがわかっているので、急がずボチボチとやっていきます。交換が完了したらまた報告します。

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