モバイルグランフォンド in 奈良吉野も大詰めを迎え、金賞獲得が視野に入ってきました。ただポイント的には十分届きそうなのですが、必須ポイントがあって野迫川・十津川・下北山・五番関・大台ヶ原のうち3ヶ所を取らなければなりません。このうち五番関は既に回収済みなので、あと2ヶ所です。
いずれも何かのついでがないと行きにくい場所ばっかりです。そこで南紀ツアーのついでに回ってこようと思いました。最初は野迫川を考えていたのですが、あそこはどう考えても行きにくい(笑)。そこで十津川に予定変更しました。
最近まで知らなかったんですが、R425の重里から十津川村役場の間に林道小原永井線というのがあったんですね。地図を見るとトンネルが多く、高規格林道っぽい雰囲気がします。林道ってたいがい通行止になっていることが多いんですが、ここは途中に集落があって生活道路にもなっているので、そう簡単に通行止にはならんだろうと推測しました。
昴の郷から出発して、この林道を通って道の駅十津川郷に立ち寄り、R168で戻ってくれば20数キロくらいのコースになるので、ちょうど良いポイント回収ライドになりそうです。
GPSログはこちら↓
スタート地点は「昴の郷」の駐車場です。
R425を重里へ走って行きます。酷道として知られる牛廻越へ続く道ですが、自転車で走るのは初めてだなぁ。というか、もう30年くらい通ったこともないです。
これが重里の集落ですね。
あまり見ないうちにシーズンが終わっちゃいましたが、このあたりはまだ彼岸花がきれいに咲いていました。
玉垣内地区に入り、この橋の手前が林道小原永井線の入口です(右が林道)。
入口のところに林道の看板がありました。公式にはこちらが終点になるようです。「通勤・買い物などの利便性を向上」と書いてありますね。実質的には生活道路です。
分岐から50mほど登って、最初の「ひらのトンネル」に入ります。トンネル内も微妙に登っていてしんどい。
ひらのトンネルを抜けて次の那知合トンネルまで約80m登ります。最大勾配は14%あって、結構な激坂でした。
1キロ近くある那知合トンネルを抜けて那知合の分岐まで70mほど下ります。ここを右へ行くと川沿いにR168に出ることもできます。
橋を渡ってすぐのところにきれいな公衆トイレがありました。
ここが那知合の集落ですね。
橋のところから約80m登って沖ノ口トンネルに到着します。標高335mの最高地点です。ここも最大勾配14%あって一番しんどかった。
沖ノ口トンネルを抜けると160m一気に下ってR168に出ます。路面はきれいで落石もなく、下手な県道よりよっぽど立派な道路でした。橋を渡ればすぐ十津川村役場、その隣が道の駅十津川郷です。
道の駅十津川郷でモバイルグランフォンドのポイントをゲット! これで金賞リーチや!
道の駅から滝までの間は旧国道を走りましたが、その先、折立までの間は旧道が通行止なのでループ橋を上がってバイパスに取り付きます。
バイパスは長大トンネルのオンパレードで1.7kmの今戸トンネル、1.4kmの十津川温泉北トンネルと2本続きます。まあここは道幅がゆったりしているので走りやすいんですけどね。
あとは十津川温泉郷を経て昴の郷へ戻りました。約25km、獲得標高340mの軽いライドでした。それでも2時間余りしっかりかかります(笑)。