フライング気味の梅雨入りのせいで絶好のお天気が続いておりますが、今週を逃すとまた雨で乗れなさそうなので、1泊でちょっと熊野まで行ってきました。初日は途中の上北山で前から行ってみたいと思っていた橡谷西ノ谷林道を登りました。
調べてみると13年前のちょうど同じ頃にサンギリ林道は行ってたんですね。その時は坂本ダムの方へ下って池原ダムを回って帰ってきました。なお現在はR425が通行止になっているためこのコースは行けません。
今回はサンギリトンネルから分岐する橡谷西ノ谷林道を登ってさらに上を目指します。調べてみると道の駅からの標高差は800mくらいですね。なかなか本格的なヒルクライムコースじゃないでしょうか?
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道の駅上北山から出発します。ここの標高が330mほど。R169を南へ走り、清流橋のもう一つ次の橋を渡るとすぐサンギリ林道に入ります。
序盤は向谷を詰めてじりじりと登っていきます。やがて山の中腹に林道の続きが見えるようになります。あそこまで登るんだよなぁ・・
谷を回り込んで大きく折り返すと大峰山脈の展望が開けてきます。右に見えるのは近畿地方の最高峰・八経ヶ岳、左の尖ったピークが釈迦ヶ岳です。手前には和佐又山も見えますね。
ここがサンギリトンネルの北側、標高850m地点です。もう500m登ってきました。標高が上がった分、大峰の眺めも良くなりましたね。ここまでそれほど激坂はないのですが、トンネル手前がちょっときつくて約10%勾配です。たびたび通行止になる国道169号線の迂回路として使われているためか、林道にしては割ときれいでした。
サンギリトンネルの南側へ抜けました。長さは約500m、照明はありません。
トンネルを出たところが三差路になっていて、左折すると橡谷西ノ谷林道に入ります。こちらの林道はさらに激坂、いきなり12~13%勾配がずっと続きます。尾根上に取り付くまで標高差170mの息もつかせぬ上り。疲れた~
標高1020mを超えたあたりで尾根上に上がり、ここからは緩やかな上りとなります。たまに下りもあります。
一段と展望が開けてきましたね。
そして大峰奥駈展望台の東屋が見えてきました。標高は約1090mですが、実はまだピークではありません。
展望台から見た林道の続き。これからあそこを登っていくわけですね。
展望台からは今まで見えなかった大普賢岳と行者還岳が見えました。
展望台から見えていたあたりの道を走っています。こういう風景いいなぁ。
終わりそうでなかなか終わらない上り。おや、どこかで見覚えのある看板が現れましたよ。何とここも「ならクル」のコースだったのか!
ピークがなかなかわかりにくいのですが、どうやら「又剱山」の登山口になっている場所が最高地点のようです。GPSの読みでは標高1159m、しっかり800mは登りました。ちなみに又剱山は昔登りましたけど、30分ほどでお手軽に登れる割に展望が良くていい山ですよ。
ピークからの下りは例によって落石やグレーチングなどトラップがいっぱい潜んでますので、こういうとこは絶対飛ばしてはいけません。何度か折り返しながら下りますので、こういう豪快な風景がたびたび現れます。これを逆から登るのは相当きついでしょうね。
やっと小橡の集落に下りてきました。一気に800mダウン。下りもしんどかった! ここにも「ならクル」の標識がありますね。こんなとこ走らすなんてドSなのか?(爆)
というわけで初日は終了。30kmにも満たないのに4時間もかかったやんけ。twitterはやってないのに写真とか自撮りとかやってると時間喰うんだよな。