先週は暖かかったのでもう冬は終わりかと思いましたが(笑)、この後は冬が本気を出してきそうです。今日もちょっと寒いですが、また乗れなくなることが確実なので都祁方面のグラベルライドをしてきました。目的は都介野(つげの)と呼ばれる高原地帯にある野野上岳と壇の山という2座に登ることです。どちらも超マイナーですが、道路からの標高差は50mほどなので入口まで自転車で行ければ簡単に登れます。ライド&ハイクにはうってつけの山なんですよね。
毎度毎度、天ダムを登るのはしんどいので、針テラスまでズルさせてもらいました(笑)。12時半頃に出発。
まず針インターから近く、Googleマップで見つけた雄神神社(おがじんじゃ)に立ち寄ります。
ここは大神神社の奥の院に当たるそうで、拝殿の背後にある野野上岳を御神体としています。とても厳かな雰囲気が素敵です。
野野上岳を目指して神社の前の道をさらに登っていきます。クレのハウスという建物がある場所までは舗装路で、そこを左折するとグラベル道になりました。
ここが野野上岳の入口っぽいので、自転車をデポして歩き始めました。
最初は歩きやすい道だったので楽勝と思ったのですが‥
途中で直角に左折する方向にピンクリボンが付いています。たぶんここを登れということでしょう。しかし笹薮が深くて難儀しそうです。
たぶん上に見えているこんもりした頂が山頂だと思いますが、倒木まであってこれ以上進むのは困難と判断し、この辺で撤退しときました。
自転車まで戻って、さらに林道を奥へ進んでいきます。この先しばらくはコンクリート舗装されていて問題なく通れる道でした。
地形図上の黒線道をたどって小倉方面に至る車道へ抜けようとしたのですが、どう見ても廃道っぽくて通れそうにない。また藪漕ぎ必至なので諦めて撤退しました。黒線道も当てにならないなぁ。この後、激坂を登り返すのがしんどくて押してしまった。
いったんクレのハウスまで戻って、今度は室生染田の方へ抜けようと試みました。最初はコンクリート舗装で茶畑のところまで登って行けたのですが、この先で突然の行き止まり。また撤退かよ!
結局、もう一度神社まで引き返してすぐ北側を通る車道を登り返し、小倉方面へ抜けました。この道はたぶん初めてですが、結構な激坂でした。
次は壇の山を目指して小倉の集落内を登っていきますが、これがすごい激坂。ギブアップして押してしまった(笑)。
集落を抜けてしばらく舗装路が続いていましたが、壇の山の頂上付近からは落ち葉の降り積もるグラベル道となりました。なかなか良い雰囲気。この辺に自転車をデポして歩き始めます。
道標も何もないですが、青いテープが巻き付けてあるのでたぶんこれが登り口ということでしょう。割としっかりした道が続いています。地図を確認しても間違いありません。
落葉した自然林が美しいですね。
最後はロープを掴んで登るところもありましたが、わずかの登りで壇の山山頂に着きました。これは本当に楽勝だった。周りは笹だらけ。
展望はないと聞いていましたが、木の間からかろうじて景色も見えます。
一応、三角点もあります。標高611mと、この辺では高い山です。この色使いがキリスト看板を連想させる(笑)。
小倉の集落まで戻って、やまなみロードの西側を通る黒線道から小倉インターへ抜けました。この道は昔一度通ったことがあります。
小倉インター付近から針ケ別所を回って帰ろうと思い、地形図にあるショートカット道に入ってみたらすぐ未舗装に変わりました。ロードバイクなら引き返すところですが、グラベルロードなのでこれ幸いと進んでいきました。
するとメガソーラーの横を抜けたところで突然行き止まり。地形図には二重線で書かれているのにどう見ても道はないよな。周りは不法投棄の山となっております。何だこりゃ? この時点で早々と諦めて引き返しました。何度目の撤退だ?(笑) もう針ケ別所まで行く気力も失せて、直接R25で針テラスまで戻りました。
何でも思うように行かないのがグラベル。まあ撤退は付き物なので気にしないことにしましょう。おかげでだいぶ登れましたから(笑)。