実走日:2003年4月26日(土)
コース:徳島港~県庁~津田橋~勝浦浜橋~野神~大神子
もともと自転車で遍路をしたくて計画を練っていたのだが、どうにもうまく日程が組めない。走るだけなら簡単なのだが、この時期は遍路のハイシーズンで宿泊施設がどこも取りづらく、納経所が団体で混雑することから時間が全く読めない。それに重い荷物を背負って走るのが可能かどうかもわからない。それでまず予行演習ということで遍路はなしで走るだけのツーリングを計画した。室戸の東海岸を一度走ってみたかったので、徳島から南下し室戸岬を回って高知に至るルートを考えた。これなら帰りはフェリーが使えるので楽だ。そして昨年7月に開通した「ごめん・なはり線」により、奈半利まで走れば済むことになり、大幅に距離を短縮できる。
今日は徳島YHまで行くだけなので天理発12:16の電車で出発。手軽に輪行するため自転車はもちろんMR-4Fだ。新今宮まで大和路快速で行き、南海の特急サザンに乗り換える。自転車がなければ近鉄で難波まで行って南海に乗り換えた方が早いのだが、約10分も歩かなければならないので自転車を担いで歩くのは到底無理だ。輪行するときは少々時間がかかっても乗り換えが楽な方を選ぶのが鉄則である。新今宮では乗り換えが近いのでとても便利だ。今日は土曜のせいか、いっぱいで座れなかったので指定券を買っておいた方がよかったか。しかし泉佐野を過ぎるとガラガラになり余裕で座れる。約1時間で和歌山港に到着。徳島港行きのフェリーも南海電鉄が運営しているので切符は電車と通しで買うことができ、しかも駅からフェリー乗り場まで連絡橋で直接つながっているので自転車は輪行袋に入れたまま船室へ持ち込める。よって自転車料金は不要。フェリーは定刻通り17:05に徳島港へ入港。フェリー乗り場前で自転車を組み立てる。
フェリー乗り場は新町川の北岸にあり、徳島YHへ行くにはどこかで川を渡らなければならない。地図を見ると末広大橋を渡るのが一番近道なので、少し北上して末広大橋の入口へ行ってみたが、あろうことか自動車専用道路のため自転車は通れない。地図によると対岸へ渡る橋はそれ以外になく、県庁まで行って大きく迂回するしかなさそうだ。何ということだ・・。しかたなくまた引き返して県庁へ向かうが、強い向かい風のためなかなか進まない。やっとのことで県庁に着いて今度は県道を東へ向かうと一転して追い風。かなり速いペースですっ飛ばし、津田橋・勝浦浜橋を続けて渡る。予想以上に時間を食ってそろそろ薄暗くなってきたので気が焦る。かなり爆走気味に飛ばして大神子口のバス停を左折し、大神子への道に入る。ほどなく上りとなるが、標高差50mほどの割には結構長い。いきなり疲れてしまった。ちょっとした山を越えて18:25頃、ようやく徳島YHに到着。何とか日没前に着くことができた。明日はこの坂をまた上り返すのかと思うと気が重い。19時から夕食。ライダーばっかりで、この日はあまり出会いもなし。かの有名な「サイクル野郎」があったのでまた読んでしまった。23時頃就寝。
走行距離 | 走行時間 | 平均速度 | 最高速度 | 最高地点 | 最大標高差 |
13.32km | 0:46:25 | 17.2km/h | 36.5km/h | 45m 大神子付近 |
45m |