カメラ関係の記事は別ブログに分離したので基本的にここには書かないことになっているのですが、こういう一般的な話は例外ということでこちらに書きます。
今回は僕の華々しい(?)デジカメ遍歴についてご紹介しましょう(笑)。いや散財歴と言うべきか?(爆) 実は最初にデジカメを買ったのは1996年なんですよ。まさにデジカメの黎明期から使ってました。当時はちょうど最初のホームページを立ち上げた頃で、ツーリング先で撮った写真をその日のうちにアップできたら素晴らしいなと思ってたんですよ。今じゃ当たり前ですが、当時は夢みたいな話でした。でもその頃のデジカメは画質が酷く、とても使い物になりませんでした。それでいてものすごく高価。それでも性懲りもなく次々と新型を追いかけてたんですよね。まあよっぽど新しもの好きということでしょうか?(笑)
あまりに数が多いので、3回にわたってお送りします。これでネタ数を稼げるぜ!(爆)
CASIO QV-10A(売却済)
世界で最初に発売されたデジカメはカシオのQV-10ですが、これはその改良型で2代目に当たります。もちろん撮った写真がその場ですぐ見られるということに感動して飛びつきました。画面サイズはたったの320×240で、今どき携帯電話でもそんなのないですよね(笑)。内蔵メモリ専用で撮れる枚数もたったの96枚しかなかったんですが、当時はそれでも凄いと思いましたね。だってフィルムなら36枚しか撮れないんですから。
でもこれの欠点は電池の消費が物凄いんです。単三アルカリ4本で動くんですが、96枚撮り切る前に電池の方がなくなってしまいます(笑)。充電式も使えなかったので、フィルム代より電池代の方が高いと揶揄されてましたね(笑)。画質もほんと酷くてとても写真と呼べるような代物ではありませんでした。結局ホームページで使うことはなくお蔵入り(笑)。デジカメは使えないという先入観を植え付けられてしまいました。
そしてビックリなのがその価格。本体が5万円くらい、そしてPCに接続するためのキットが何と1万円もしたんです。その頃はUSBケーブルが付属してなかったんですよ。恐ろしく高価な代物でしたね・・
OLYMPUS C-410L(売却済)
オリンパスの初期のデジタルカメラで2代目に当たります。これでやっと35万画素、つまり640×480で撮れるようになりました。固定焦点からオートフォーカスになったのも新しかったですね。でも高画質モードではたったの30枚しか撮れませんでした。
QV-10Aに比べると画質はマシでしたが、なんかボンヤリしているし、色もド派手すぎて不自然。結局これも使い物にならずお蔵入り(笑)。そしてこれを買った直後に改良型のC-420Lが出たのがめっちゃ悔しかったですね・・
そして値段がもっと凄かったんです。本体だけで6万円、接続キットが1万円もしました。ああ、もったいない・・(爆)
EPSON CP-600(売却済)
今でこそエプソンはデジカメを出してませんが、実はカシオに続いてデジカメを出したメーカーだったんです。ここで初めて130万画素に到達し、「メガピクセル」という言葉がもてはやされました。そして画期的だったのは初めてコンパクトフラッシュが使えるようになり、撮影枚数の制限から解放されました。
今までに比べると画質はそこそこ使えるようになったのではないかと思いますが、やっぱり発色が悪いんですよね。それにこの頃のデジカメはデカ過ぎました。結局フィルムには到底及ばないということでこれもほとんど使わずお蔵入り(爆)。
これは値崩れしてから買ったので4万円くらいじゃなかったかと思います。この頃からようやくPC接続キットが同梱されるようになったんですね・・
Nikon COOLPIX 800(売却済)
天下のニコンが本格的にデジカメに参入したのはこの頃からです。ようやく200万画素時代となり、L判ならフィルムと区別が付かないとまで言われるようになりました。ズームレンズがやっと搭載されるようになり、一般的にデジカメが普及し始めたのもこの頃からですね。
ニコン自慢のニッコールレンズを搭載しただけあって、画質はシャープで確かに凄いと思いました。ただ当時のデジカメは補色センサーが主流で発色がダメだったんですよね。メモには使えてもネイチャーフォトにはとても使えません。結局これもほとんど使わずヤフオクに叩き売りました(爆)。
これも6万円くらいしたんじゃないかなぁ? ああ、もったいない・・(爆)
Nikon COOLPIX 950(現有)
COOLPIX 800の上位に当たる機種で、ニコン最高峰のデジタルカメラでした。当初は12万円くらいしたのでとても手の届かない代物でしたが、型落ちになって5万円切ったのを見て衝動買いしてしまいました(爆)。その頃は金満サラリーマンでしたから金銭感覚が麻痺してたんですよね。5万円なんて今の5千円くらいにしか思ってなかったですね(爆)。
これも同じ200万画素なんですが、レンズ部分が回転できることが特徴でした。そしてビックリしたのはマクロ性能。レンズ前5cmまで寄れて画質も凄くシャープなことに感動しました。ただやっぱり補色フィルターなので発色が悪いんです。これも結局ほとんど使わずお蔵入り(笑)。でもなぜか今も手元にあるクラシックデジカメです。
Canon PowerShot S30(売却済)
これを買ったのが2003年頃だったと思います。確か値下がりして4万円くらいで買った気がします。これでようやく300万画素に到達しました。
驚いたのは発色の良さです。この頃から原色CCDが搭載されるようになり、飛躍的に発色が向上しました。それはこれまでのデジカメの悪いイメージを払拭するに十分で、ようやくデジカメが使えるようになったと確信させるに至った一台です。ちょうど同じ頃からブログというものが登場し、いち早くツーリングレポートに採用しました。ここから本当のデジカメ時代の始まりです。
結局このカメラは2年くらいにわたって長く使いました。撮影枚数も1万枚超えたと思います。ただ残念なことに、ハードディスクのクラッシュによりデータの大半が失われてしまいました。それが原因でデジカメ不信はまだまだ続くことになります。
MINOLTA DiMAGE A1(現有)
今はなきミノルタカメラが渾身の力を込めて作ったフラッグシップモデルです。最初は13万円くらいしたので手が出ませんでしたが、急激に値下がりしたので衝動買いしてしまいました(爆)。それでも66,000円もしたんですが・・。今まで買ったデジカメの中で最も高価だった記録は未だに破られていません。
このカメラは28-200mm相当のズームレンズを搭載しており、一眼レフのようなスタイルをしていますが、レンズ交換式ではない「ネオ一眼」と呼ばれるジャンルを形成していました。EVFを搭載して一眼レフのようにファインダーを覗きながら撮ることができました。さすがフラッグシップ機だけあって、その作りの良さには感動しましたね。画素数も500万画素ありましたから、そろそろフィルムと肩を並べるくらいになっただろうと思います。発色も独特の濃厚さがあって良かったです。
ただあまりにもデカいんですよね。自転車ではとても運べないため、使い途を失いました。最も高価でありながら、デカさゆえにほとんど使われることのなかった不遇のカメラです。売るに売れず、今でも手元に残っています。
Canon PowerShot S60(売却済)
DiMAGE A1を買った後、あまりにデカくて使えないのでS30の後継として買ったコンデジです。やはり500万画素で、当時としては珍しかった28mmから始まるズームレンズが欲しくて購入しました。発色がきれいでなかなか気に入ってました。やはりツーリングにはこのくらいの大きさでないといけません。これは1年くらい使ったんじゃないかと思います。別に悪くはなかったのですが、次のデジカメを買ったときに手放してしまいました。