串本町と那智勝浦町の境にある八郎山に登ってきました。標高249.8mの低山ですが、山頂からは海が間近に見えるらしいので一度登ってみたいと思ってました。上田原からの往復コースで片道1時間ほどで登れるかな?
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レポート

スタート地点はR42の田原から県道234号を少し入ったところにある「上田原生活改善センター」です。登山者は使ってもいいらしいので停めさせてもらいました。他には滅多に見ない松本ナンバーの車が停まってました。なお先月に八郎山トンネルが開通しましたので、那智勝浦方面から直接来ることもできます。

集落に沿って少し歩いて行き、「八郎峠」の標識があるところが登山道の入口となります。

集落から取り付きのところが一番きついです。この道は熊野古道大辺路と重なるため、よく整備された歩きやすい道です。

見るからにヤバそうなキノコ。

こんな美しい小径もあります。

半分過ぎまで登るとガレた痩せ尾根が出てきました。

痩せ尾根のあたりからちょっと展望が開け、八郎山が初めて姿を現します。左端のピークがそうです。

この先の尾根をまっすぐ進んで行くと、突然行き止まりになりました。これはどう見ても道ではない。ふと右下を見るとピンクリボンが見え、はっきりした道が付いています。しかし地図が示す方向とは反対側で、これも違うと思いました。たぶん林業の作業道でしょう。しばらく地図を見ながら悩んでいるうちに、左下にはっきりした道があることに気付きました。しかも標識があります。なぜこれに気付かなかったのか?
この時、暑さにやられてだいぶ疲れていて思考能力が落ちていたんでしょうね。何も考えず突っ切ってしまいました。山ではこういうことがよくあります。

こんな立派な標識があったのに何で気付かなかったんだよ?

正規のルートに復帰していったん下り、もう一度急斜面を登り返すと八郎峠に着きました。ここには「おふき地蔵」が祀られています。熊野古道はここから中里へ向けて下りますが、八郎山へは右に折れてピストンする形になります。

八郎峠から少し進むと大きな倒木が道を塞いでいました。ピンクリボンの付いているところをくぐり抜けます。

八郎山への最後の登りは標高差60mほどを短い距離で登る大変な急斜面です。フィックスロープが2ヶ所に設けられています。ロープと岩の角を掴みながらよじ登りました。

岩場を登り切るとやっと八郎山の山頂に着きました。国土地理院の表記とちょっと違うけど、標高249.6m。噂通り目の前に大平洋が広がっています。

山頂には一等三角点が鎮座しています。

南西方向には潮岬が長々と横たわります。

真南には浦神半島。あの山の上にはロケット発射場があるはずですが、ちょうど手前のピークに隠されて見えません。

北東方向には勝浦から新宮にかけての海岸線。手前の平地は中里の集落。

真北には急峻な那智の山並みが連なっています。
山頂で30分ほど休憩して同じ道を下山します。しかし暑すぎて汗だくだ。暑い時の低山はきついなぁ。わずか標高250mの山とは思えないほど疲れました。自転車なら250mの登りは大したことないと思いますが、歩いて登るのは何でこんなにしんどいんだろう? しかも歩いて下らなければならないわけですよ。
普段歩いてないと登山はキツいですね。もう無理かも? これは鍛え直しが必要だ。

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