四国に行ったらここへ行かないと意味がないと言われるくらい絶景スポットの四国カルスト。前行ったのは2017年で地芳峠からミニベロでインチキクライムをして以来です(笑)。
その時はあまり天気が良くなかったので、リベンジを兼ねて一番天気の良い日を狙って8年ぶりに再訪してきました。四国カルスト自体は天気が良かったので言うまでもなく絶景でしたが、ついでにどこか歩けないかと思ってヤマップを調べたら「天狗ノ森」という山があることに気づきました。変な名前ですが、四国には「森」の付く山が実に多いのです。一応、四国カルストの中では最高峰で標高は1485mあります。
全く予定になかったのですが、時間も40分程度で登れるということで、ちょっと寄り道して行くには都合良かったので登ってきました。
GPSログ
レポート
スタート地点は四国カルストの一番東の端、天狗高原というところの駐車場です。
ホテルの横を通って坂を上がっていくと、もう一つの駐車場がありました。あ、こっちの方が近かった(笑)。
登山口にあった案内板。いろいろバリエーションルートはあるようですが、今回は単純に天狗ノ森まで往復します。
最初キャンプ場を抜けるところはウッドチップが敷かれた歩きやすい道ですが、すぐに普通の登山道になります。少々急な上りもありますが、よく整備されているので歩きやすいです。
駐車場から0.9kmのところに道標がありました。「瀬戸見の森」というらしいですが、展望は全くありません。天狗ノ森までは0.5kmと書いてあります。
瀬戸見の森から一旦下り、もう一度登り返すと山頂まで0.2kmの道標がありました。
ほとんど展望のない道ですが、少しだけ展望が開ける場所もありました。
登山道脇には秋の花・リンドウがたくさん咲いていました。
最後はちょっと狭くて笹をかき分けるような場所もありましたが、いつの間にか天狗ノ森山頂に着いていました。
山頂には三等三角点がありました。
四国カルストって内陸のイメージがあったので海が見えるとは思ってなかったのですが、何か海っぽいですよね。双眼鏡で確認したら間違いなく海でした(笑)。意外と太平洋まで近かったんですね。手前に見える白っぽいところは鳥形山の採石場で、位置関係から推定して高知市から室戸岬まで長々と続く南東四国の海岸線が見えています。そんなところまで見えるとは驚きました。
真ん中に見える半島は方角から言って足摺岬ですよね。これもまた驚きですわ。
梼原方面の山並み。四国の山深さを感じさせます。
下山する途中、天狗高原がちらっと見えました。あそこへ登るだけでも十分楽しめますね。
休憩を含め、往復2時間のハイキングでした。やっぱり山は天気が良くないと意味がない(笑)。
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