ケイデンスセンサーは必要か?

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これまでケイデンスセンサーというものは付けていませんでした。特に必要性を感じなかったからです。しかし適切なギア比を考える上で、自分が普段どのくらいのケイデンスで回しているのか知っておく必要があると思い、ついにケイデンスセンサーを導入しました。

ところで普段使っているeTrex 30xもANT+に対応しているのでケイデンスセンサーが使えるのですが、何と旧式のマグネットタイプしか認識しないようなんですね。このことは今まで知りませんでした。最近主流になっている加速度センサー式は使えません。でもマグネット式は邪魔なので使いたくないんですよね。

そこで以前紹介したXOSSのサイコンがあったことを思い出しました。実は買ってからほとんど使ってないんですが(笑)、こちらは加速度センサー式に対応しております。ケイデンスを見るだけならこれでも十分なので、こういう時こそ使ってやろうと思いました。

XOSSにも純正のケイデンスセンサーがあるのですが、CooSpoというメーカーのが少し安かったのでこちらを買いました。買ったときは1,980円だったのですが、ちょっと値上がりしたかな?

このセンサーはスピード/ケイデンス兼用になっていて、モード切替でどちらか一つに設定できます。スイッチ類は一切ないのですが、電池を入れた時に交互にモードが切り替わるという単純な仕組みです。電池を入れて青色のLEDが点灯すればケイデンスモード、赤色のLEDが点灯すればスピードモードと区別できるようになっています。


自転車への取り付けは至って簡単で、付属のゴムバンドで左クランクの裏に縛り付けるだけです。マグネット式だと本体がデカい上に、マグネットとの距離を調整しなければならないので嫌なんですよね。

問題はサイコンの取り付け場所なんです。すでにeTrex 30xとライトを付けているため、ハンドルバーにはこれ以上スペースがありません。別売のアウトフロントブラケットも買ったのですが、どうやってもライトと共存できないため諦めました。だからXOSSはずっとお蔵入りになっていたのです。


しかしXOSS付属の簡易マウントをステム上に付けると、他の装備と一切干渉することなく共存できることを発見。ちょっと手前過ぎて見づらいという問題はありますが、何とか使えないことはありません。もっと早く気づけよ!(笑)

これでやっと取り付け場所の問題が解決したので、昨日初めて使ってみました。サイコンへの認識は何の問題もなくできました。当たり前ですが、ANT+に対応してさえいればXOSS製である必要はありません。

自分が普段どのくらいのケイデンスで回してるか興味があったのですが、平地では65~75くらい、中程度の上りで60前後、激坂で50前後という感じでした。競技者向けには90回転を目安とし、できるだけケイデンスを一定に保つことが望ましいとされてますけどね、ヘタレなおっさんにはそんなのできるわけないですよ。90回転ってものすごく速いので、めちゃくちゃ心拍上がりますよ。平地で24T使うようなアホみたいな状態になります(笑)。まあそこまで頑張らなくても一般的なサイクリングでは75回転くらいを目標にすれば良いんじゃないでしょうか?

ロングライドでの疲労を少なくするには軽いギアを速く回すのが良いと言われます。これは確かにそうで、筋肉の疲労は回復しませんが、心肺は回復するからです。だから重いギアは封印して軽いギアで75回転前後をキープする。確かに昔はそうやってた気がするのであまり売り切れなかったんですね。今は重いギアをゆっくり回してるのですぐ売り切れます(笑)。おっさんになると心拍上げるのが嫌で楽したいからなんでしょうね(爆)。

ただケイデンスってスピードや心拍と違って、一度測ってみれば体感としてわかりますよね? 75回転ってどんなものかもう体で覚えちゃいましたよ。だからケイデンスセンサーって要らないんじゃね?という話。どうせ上りになれば落ちるんだから、そんなのいちいち気にしてられませんよ。それにサイコンを2つも付けてると出発するまでの手間が増えるのが嫌なんです。昨日もうっかりリセットするの忘れてスタートしちゃいましたしね(笑)。

買っておいて言うのも何ですが、やっぱりこれは要らんなと(笑)。数字に縛られながら走りたくないでしょ? それより心拍の方が大事です。どのくらい余裕残ってるか客観的にわかりますから。久しぶりに心拍センサーも使ってみましたが、やっぱりあれは鬱陶しすぎてあきません。スマートウォッチ最高です。スマートウォッチがあればサイコンは要らない、それが僕の結論です。

というわけで早くも撤去いたします(爆)。決して製品がダメなわけではありませんので念のため。

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