四国カルストの次は肱川方面へ移動しました。次どこ行くか何も考えてないのですが、なかなか手頃なコースが見つからない。こういう時って本当に困りますね。土地勘のある場所ならともかく、全く馴染みのない場所ではすぐに出てきません。
この辺でめぼしい観光地といえば、大洲と内子くらい。内子には以前来たことがあるのですが、そういえば古い町並みがあったんだよなぁ。まだ見たことがなかったので、ついでに見ていくか。でもそれだけじゃつまらんので何か山岳コースをくっつけないとね・・。そこでうまい具合に30数キロで標高差400mくらいの手頃なコースを即席で思い付きました(笑)。地図から想像する限り、たぶん里山をめぐる雰囲気の良い道のはず・・
R56とR379の交差点にある内子の道の駅にデポしてから出発。
まずは町並み保存地区へ向かいます。
ここがメインの通りのようですね。まだ朝早いので誰も歩いてません。
この辺で終わりかな?
内子の町を抜けて、県道32号を南へ進みます。そして下宿間というところで左折して県道228号に入ります。
県道は御祓(みそぎ)川に沿って緩やかに上っていきます。途中、「紅葉ヶ滝」という標識があったので自転車を置いて立ち寄ってみましたが、どのくらい歩くとも何も書いてないんですよね。少し歩いてみましたが、行けども行けども滝は現れず。入口のあたりに小さい滝みたいなのがありましたが、まさかあれじゃないよなぁ・・。結局、東屋のあった場所で引き返しました。だってクリート靴であまり歩きたくないですから・・。後で調べてみると東屋からもう少しだったようですね。せめて徒歩何分かくらい書いてくれればいいのに・・
滝を過ぎて只海のあたり。民家も少なくなり、いよいよ里山らしい雰囲気になってきます。
棚田のある風景。
御祓川の谷を詰めて、道が大きく折り返す地点までがちょっと急な上りでしたが、大したことはありません。
折り返し地点を過ぎると道は谷沿いから山腹へ這い上がります。池田の分岐では川崎方面と分かれます。
池田の分岐を過ぎると展望が開けてきました。
おおっ、期待通りの風景!
上ってきた道を見下ろします。この感じいいなぁ・・
いつの間にか県道241号に変わったようですが、やはり良い感じの道です。ぐねぐねだからそんなに勾配はなく、上りなのに全然しんどくない!
棚田がきれいですなぁ・・
景色を楽しんでいる間にいつの間にか最高地点に到着しました。峠ですが名前はありません。ここは立石方面との分岐になっているようです。標高は460mあり、内子から400m以上登ってきたことになりますが、そんなことを感じさせないくらい楽しい上りでした。
無名の峠から下り始めると棚田の風景が・・。美しすぎる!
喜田村という集落まで下ってきました。いかにも里山らしい風景で良いなぁ・・
そこからまた一気に下って村前川に出ます。ここからは川沿いの快適な下り。
村前川をどんどん下っていくとR379に合流します。
あとはR379を内子へ戻るだけです。実はこの道、2003年に自転車遍路したときに逆向きに通ってるんですよね。あまり覚えてませんが、路木というところにある民宿で泊まりました。その後、真弓峠を越えて久万高原へ上っています。だからお遍路さんも時々見かけます。
この道もしっかりブルーラインが引かれております。わかりやすいといえばわかりやすいんでしょうけど、これだけの距離にわたってブルーラインを引くのは大変な作業でしょうね・・
というわけでお昼過ぎに道の駅に戻りまして次の目的地へ移動。即席で思い付いたコースでしたけど、これは期待通り雰囲気の良い道で、こういうところこそツーリングの醍醐味ですね。そしてIDIOMで標高差400m上ったのも初めてですよ。これだけの山岳コースでも全然問題なく走れるので、完全にMR-4後継の役割を果たしそうですね。
走行距離 | 36.32km | 移動時間 | 02:23:35 |
移動平均速度 | 14.9km/h | 最高速度 | 40.0km/h |
獲得標高 | ↑472m ↓475m | 出力エネルギー | 577.6kJ |
平均パワー | 64.8W | 最大パワー | 176.5W |