デジカメ遍歴(3)

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カメラデジタルカメラ

デジカメ遍歴(2)』の続きです。

Canon PowerShot S95(現有)

2011年はコンデジ選びに迷走しておりまして、この年3台目のコンデジです(爆)。キヤノンのS90やS95は発売時から画質の良さに定評があり、ずっと欲しいとは思っていたのですが、値段がすごく高かったのです。それで手を出せずにいましたが、いよいよモデル末期になって26,000円台まで下がったので思い切って購入しました。金満サラリーマン時代なら思い悩むこともなく即買いですが、すごい勇気が要りましたよ(爆)。

このカメラの特長は1/1.7インチというコンデジとしては大型のセンサーを搭載し、画素数を1000万画素に抑えたことで画質が非常に良いということです。さすがにそれは本物でした。コンデジとは思えないほど解像度が高く、ノイズが少ない! しかも発色が鮮やかで非常にキレイなんですよね。さすがキヤノンは良いところを突いてきますね・・

これを使い出してから一眼レフを使うことが格段に減りました。自転車の場合はこれ専門でしたね。ジャージのポケットに入るサイズというのが貴重なんですよ。これならロードバイクでも運べるし、画質にはまったく不足がありません。こんなことなら最初から買っておけば無駄金使わずに済んだんですよね・・(爆)

このカメラはコンデジの完成形として今でも第一線で使える実力を持っています。売っても二束三文ですから今でも残してあります。

SONY CyberShot DSC-HX7V(現有)

S95を買って2ヶ月後、立て続けにまたコンデジを買ってしまいました(爆)。理由はDMC-TZ10を売ってしまったため、動画に強いデジカメが必要になったからです。また買うくらいなら売らなきゃよかったのにね(爆)。そして在庫処分1万円の超特価だったことも後押ししました。

パナソニックと並んでソニーも動画には定評があります。フルHDで撮れるカメラはこれが初めてでした。やはり車載動画が目的ですが、DMC-TZ10と違ってCMOSセンサーのため、こんにゃくが酷くて全然使えませんでした。静止画は1600万画素もあって、25-250mm相当の10倍ズームが搭載されているのですが、しょせん1/2.3インチの極小センサーでは画質は全然ダメでした。極端な塗り絵画質でお話にならないレベルですね・・

これが最後に買ったコンデジになりました。一応動画用に残してあるのですが、全然使ってないのでやっぱり売るか?(爆)

OLYMPUS E-PL2(売却済)

E-620を買ったものの、フォーサーズの雲行きが怪しくなってきたのでマイクロフォーサーズへの足がかりとして2012年に購入。型落ちで3万円切る激安だったので衝動的にポチってしまいました(爆)。まあセンサーはE-620と同じなので画質も似たようなものですが、こちらの方がずいぶん小さくて軽いわけで登山には重宝しました。あれほどオリンパス許さんと思ってたのに、こっちの方が良いかも?と思ってみたり・・(笑)

これもE-PL5に乗り換えるまで2年間使いました。やっぱりミラーレスは何かと便利ですよ。

Nikon D7000(売却済)

フォーサーズ終了が決定的になり、E-620の後釜としてニコンへの移行を決意。その中でも非常に人気の高かった名機D7000を2013年に購入しました。高価なカメラでしたが、D7100が出る直前でしたから6万ちょっとで買えました。

初めてのAPS-C一眼レフということで、フォーサーズとは段違いの高感度性能に感動しましたね。さすがニコンの中級機だけあって、ボディーの質感やシャッターの感触は素晴らしかったですね。ただレンズを買う余裕がなかったので手持ちのフィルム時代のレンズを流用してました。そして最大の問題はあまりにもデカくて重いということです。持ち歩くのが嫌になってミラーレスばっかり使ってました。結局ほとんど使われることなく、わずか4ヶ月でヤフオクに叩き売りました(爆)。

でも「腐ってもニコン」とはよく言ったものですね。6万で買って5万で売れましたよ。まあレンタルみたいなものです(笑)。これ以来ニコンのレンズもほぼ売却し、ニコンとは縁を切りました。

PENTAX K-30(現有)

D7000を手放した後、それまで一度も使ったことのないペンタックスに興味が出てきて、気になっていたK-30を買いました。これはエントリー機という位置付けなんですが、ガラスプリズムに視野率100%ファインダー、前後2ダイヤル、防塵防滴仕様など中級機並みのスペックを備えてるんですよね。それでいて型落ちでダブルズームキットが5万円台になっていたんです。

初のペンタックス機でしたが、ユニークな機能がてんこ盛りでなかなか楽しいカメラだと思いました。D7000ほど重くはないし、センサーは同じものを使ってますから高感度画質も素晴らしいものでした。レンズも良いものを買い足して、メインカメラとして定着するようになりました。

すでに3年使っていますが、年々使用頻度が下がっています。理由は一眼レフなんてもう要らないからです。最新のK-70に買い換えるかまだ悩んでますが、ペンタックスのAPS-Cは将来性が怪しいのでニコン復帰も視野に入れて検討中です。フォーサーズで味わった悲劇がここでもまた繰り返されようとしているんですね・・

OLYMPUS E-PL5(現有)

E-PL2はセンサーがパナソニック製で高感度性能が全然ダメなため、ソニー製センサーを搭載したE-PL5に買い換えました。2014年、型落ちになってダブルズームキットが4万円切ってからの購入です。

センサーはOM-Dと同じものですから、画質は期待通り素晴らしいものでした。高感度もISO3200までは実用的に使えます。今までのセンサーは何だったんだ?ということですね。やっぱりミラーレスは小さくて取り回しが良いので、ツーリングや登山に活躍しました。おかげでK-30はますます出番が少なくなっていきます。

しかし、これも後にDMC-GM1Sを買ってからほとんど使わなくなってしまいました。やっぱり売るか考え中・・(爆)

Panasonic DMC-GM1S(現有)

2015年は年末まで1台もカメラを買わなかったのでこのまま行けるかと思いました。しかしクリスマス前にLUMIX GM1Sが3万円になっているのを見て我慢できなくなり、衝動的にポチってしまいました(爆)。最後の最後で記録が途切れてしまった無念さを感じます(笑)。

なぜこれが欲しかったのかと言いますと、マイクロフォーサーズでありながらコンデジ並みに小さいからです。実際に手にとってみるとこれがマイクロフォーサーズなのかと驚きますけど、レンズも沈胴式の薄型になっており、ロードバイクのトップチューブバッグにギリギリ入ってしまうんです。ということはコンデジの代替として、ロードバイクでも高画質な写真が撮れるわけですね。これを見逃すはずがありません。

狙い通りと言いますか、ロードバイクはもちろん、登山やちょっとしたお出かけまで、これ一台でほとんど済ませるようになりました。もうクソ重い一眼レフなんて使う気にもなれません。おかげでK-30の出番は激減しました。そして予想通りE-PL5の出番もなくなりました。同じようなカメラが2台あっても仕方ないからです。

結局、最近はこのカメラしか使ってないんですよね。やっぱり小さいことは正義!です。

最後に

いや~、こうやって書いてみると20年間で23台ですか! 平均1年に1台以上買ってるわけですね。よくこれだけ散財したもんだ(爆)。特に初期の頃の浪費は酷かったですね。あの頃は金しかない時代でしたから(笑)、5,6万なんて今の5,6千円の感覚で湯水のように使ってました(爆)。それが生かされてたのならまだいいですが、ほとんど使わずお蔵入りになったのばかりですからね、ホントに無駄遣いばっかりしてたもんです。僕が今これほど金に困っているのはあの頃無駄遣いしたせいで、過去の自分に金返せ!と言いたいですね(爆)。

そんなアホな自分もさすがに学習したんですよ。デジカメは型落ちになってから買え!と(笑)。型落ちになったら半額以下になりますからね、新製品なんか買ったら損ですよ。どうせ一年もしたら型落ちになるんですから・・。メーカーの戦略に踊らされることなく、賢い消費者になりましょう!(笑)

そして2016年はついに1台もカメラを買いませんでした! たぶんカメラ人生始まって以来の快挙ですね(笑)。もうデジカメにも飽きたというか、欲しいカメラがないんですよね。カメラにはまったく興味がなくなりました。今あるだけで十分だし、当分カメラは買わないでしょう(笑)。

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